高松山 可部東5~三入南1 ⑤
クルマは止められていませんでした。通りに出て、右に行くと、中電の可部変電所。おっと、地図をチェックしてみると、ここをわざわざ北へ行かんでも、南に小さな橋がありそう。引き返して、根の谷川を渡ります。そして、クルマの通る脇を南へ下って、再び川を東へと渡ります。橋は仮設のようです。
すぐ上流に、本来の橋脚が造られていていました。西山麓には、それに続く道路の起き上がり部分ができていました。途中、祠があったので、雨よけに利用させてもらいます。稲穂を見ながら、ここで完歩祝いをして、温湿計をチェック。登山口近くまで帰ってきました。神社のそばの崩落跡に張られたブルーシートが生々しい。
角度を変えて見ると、墓苑そばの作業現場は、あの崩落した谷川の流出口だったことが、分かりました。雨の中、他に方法はないので、「毒を食らわば皿まで」と自転車で帰ります。しかし、西の空が明るいので、いずれ止むかと期待しながら走ります。すると、やっぱり、大芝水門あたりになると小雨に。
さらに、家に着くころには、ほとんど小康状態になりました。ところが、途中で、母の夕食の調達にと、冷房のガンガン効いたスーパーに立ち寄ったので、雨に濡れていた身体が、すっかり冷えてしまいました。そこで、帰宅してすぐに、温水シャワーを浴びて暖めて、何とか体調を持ち直します。
この草稿、山歩きの翌朝書きましたが、昨日の天気予報はおおはずれで、晴れ。しまった、年末年始以外にありえない、せっかくの連休。雨の中無理をせず、今日にすれば良かったと思っても、あとの祭り。しかし、関東地方では、特別警報が出されるほどの大雨が、まだ降り続いています。
:(了)
追伸
三入南2丁目登山口に向かっていると思い込んで歩いた道。しかし、下り口にあった中国電力可部変電所などの建物から、ネット地図を読み込みなおしてみると、どうも、もうひとつ西の尾根を下りたようです。本来計画していたルートは、「土居屋敷跡」ではなく、「上原、桐原」だったのかもしれません。途中にあった分岐に気づかなかったのではなく、そもそも、下りはじめで間違えてしまった可能性が大きいようです。
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