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2015年12月 3日 (木)

高松山 可部東5~三入南1 ③

 しばらく包まれていたその喧騒から逃れて、見上げると三分の二ほど土砂に埋まった鳥居。ここで長ズボンに履き替えます。事前に山歩きデータを検索したところ、白木山・押手山を歩いて、帰りにちょっかいついでに高松山を歩いたところ、散々な目にあったというブログ。今回は、これを参考にしています。

 それによると、いま上ってきた、可部南5丁目登山口へ下りるルートを選んだらしい。途中で道が分からなくなり、沢の底を歩いていたものの、ついに音を上げて尾根によじ登って生還したとのこと。そこで、「君子危うきに近寄らず」で、この前下りた、東側の尾根ルートを上ることにしました。

 そのため、初っ端から東の尾根を選んで歩きます。確か、墓苑のすぐ前あたりまで続いていた記憶。見渡すと、ちゃんとリボンが下がっています。たどっていくと、その東側にも墓地がありました。それには構わず上へと行くと、ありゃ、林道ができているではありませんか。左(西)は例の谷へ。そして右(東)は上の方へ。

 もちろん、右へ進んでみることに。ところが、トラバースのユル坂を歩いていくと、その先はどうもまだ、工事中の様子。それに、「これほど東へは行かなんだで」と思い直し、戻ってみることにしました。そして、谷に入る直前の尾根にテープを発見。そこをたどって上ります。すると、この前歩いた見覚えのある道に。

 それにしても、このまま東尾根ルートを進むと、谷ルートを通ることは、もうないかもしれんなぁなどと思いつつ。分岐らしきところにさしかかると、右の奥のほうにテープ。あれが確か、東尾根ルートじゃて。ところが、前方の谷にもテープやヒラヒラする青い札。道もありそうに見えます。

 よし、このまま谷道を、行けるところまで歩いてみるか。それにしても、道は崩れそうになっているところもあるけど、ちゃんと続いとるで。そう思いながら進んでいくと、道そのものが消失しているところも少し。そこは三点確保しながら、滑らないように。しばらくすると、道が復活。これを何回か繰り返します。

 ところが、かなり上ったと思しきあたり、二本テープの先がほぼ完全に崩落。何度か、上ったり下りたしてみますが、どうも先には、道らしきものも、テーピングも見当たりません。どうしたものかと思いつつ、ふと、対岸を見ると、テープを発見。しかし、沢が少し深いので、下りやすいところを探します。

 そして、向う岸の急斜面に乗り上げ、そのテープをたどって上ることに。薄暗い森の中を進みますが、それでも、九十九折れになっていて分かりやすい山道。ここで難儀したという彼のブログ氏は、おそらく、先ほどの沢で、東側の道に乗り上げることができなんだんじゃろ。上りと下りでは、視点が異なることがしばしば。

つづき: 高松山 可部東5~三入南1 ④

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