高松山 可部東5~三入南1 ②
それにしても、中広あたりから雨がパラパラしはじめて、横川では本格的な降りに。セブンイレブンに寄り、忘れていたタマゴムシパンを、たまっていたポイントをはたいて購入します。リュックカバーを引っ張り出して走りながら、空を見上げると、流れている雲には、厚いところと薄いところが。
これなら、雨も降ったりやんだりに違いない。そう思いながら走っていくと、雨がだんだんあがってきました。快調。牛田から戸坂にかけての土手から、権現山の西側に、「コニーデ」がクッキリ見えます。やっぱり、高さや山の形、位置からしてどう見ても、「あれは422ピークじゃのぅ」と確信。
前方には、白木山連山が見えてきました。一番右端が白木山でしょうか。それだったら、どうも東側の稜線が短いような気がしますが、おそらく北東へ曲がって、延びているからじゃろうて。この位置から、連山の全容が見えるということではない。実際の地形は、頭で思い描く「図形」とは違うか。
今日は、太田川の東土手を走っていますが、このところ気に入ったルート。矢口川水門から玖村の芸備線トンネルを過ぎるまでは、狭い車道を通らねばならないのが、少し厄介。三篠川と合流点にある交通量の多い道路を渡らず、そのまま左へ。スポーツセンター前を過ぎて、根の谷川をさかのぼります。
ここも、土手の狭い道をクルマと並行する難路。文京女子大へ続く橋を渡って、静かな東側の土手へ移行します。前方に見えるのは、崩落跡の激しい寺山。すると、次の橋からその先が通行止めに。その先がどうなっているのか見当がつかないので、無理を押し通さず、左土手に回ることに。
また、狭い車道か危惧していると、「豈図らんや」、川土手は車道と分離された歩道になっていて、走りやすい。右土手を見ると、崩落箇所の補修工事を行っている様子。なるほど、それで通行禁止か。次の橋を東岸へ渡って、登山口のあった場所へと向かいます。進入路にはダンプが出入りしていて、交通整理のガードマンも。
モルタル道がむき出しになった墓苑。確かこのあたりが登山口だったはず。邪魔にならないところに、自転車を置きます。墓苑も斜面のそばは崩落していて、墓石がいくつか下に積まれています。重機が二機。何やら修復作業をしているようです。高松山の説明板は健在だったので、ここで間違いなしと判断。
長ズボンに着替えるところもないので、ひとまず、上ってみることにします。すると、墓参りに来ていた数名の人たち。あいさつを交わします。「これから上るんですか」との心配そうな声かけに、「注意して上ります」と応じます。女性からは「勇気がある」との声。皮肉のようにも聞こえたけど、それは取りようか。
つづき: 高松山 可部東5~三入南1 ③
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