三滝山 少年の家~山本 ②
登山口からしばらくは、急な模木階段が続きます。「安楽ルートのはずだったのに」と思いながら歩いていくと、東屋の展望台を経て反射板を越えたあたりから、だんだんユルくなってきました。そしてまもなく、高峠山。確か途中、三滝山山頂を見上げられるところがあったはずななのに、通り過ぎてしまったか。
高峠山からは稜線の道。それにしても、Aコース合流点までは、けっこうあります。とは言っても、14分。さらに丸山ルート分岐までは急坂もありますが、11分。静かなもの。誰にも出会いません。そして、山頂に着いたのは、さらに7分後の12時46分。木陰になっているベンチに腰掛けて、昼食にします。
気温25.1℃、湿度71%。風があって心地よし。しばらく横になっていても良いくらいですが、今日はそれほど疲れていないので、後半戦に出発することに。ここから北東へ向かい、長束西へ下りるつもり。ところが、後から山頂表示の写真をチェックすると、行先は「山本」となっていました。
そのときは、そんなことは気にもせず。地形図を見ると、稜線のユル道になっていますが、はじめは若干急な勾配。そして、クモの巣が多い。なるほど、三滝山山頂までのルートの歩きやすかったこと。誰にも会いませんでしたが、それでも先行者がいたに違いありません。こちらは、次からつぎへとクモの巣。
やがて、やん谷ルート分岐。これを右へ進みます。整備された山道。ところが、その後到達した二重鉄塔の丘は、ササヤブで覆われていました。ハッキリしない道のようなものをたどって右に進むと、ずんずん下りだします。「待てよ、まだしばらく稜線道のはず」と、地形図をチェック。
どうもこれは、変電所へ下りる道のよう。「危うく、間違うところじゃった」と、すぐに引き返します。二重鉄塔の尾根に戻って、ヤブの中を探すと、左側に北西に向かう道を発見。こちらを進むことにします。シダヤブが激しくなるとこともありますが、何とか尾根道が通じています。時おりテープや、さらには補助ロープも。
この道で間違いなかろうと、確信しながら下りていきます。しかし、麓近くになると、シダヤブ。今日はヤブが強くなったら履き替えようと、いまだ自転車行の半パンのまま。それにしても、ここで長ズボンに着替えるのも面倒。このまま行くことにします。テープを追って、下りたのは、左側が崩れている谷。
つづき: 三滝山 少年の家~山本 ③
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