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2015年9月14日 (月)

窓ヶ山 奥畑~白川 ③

 山頂南側コブの北ルート分岐をめざして。近くなるとユル坂になりますが、なかなかたどり着きません。そのうち、どこからか女性の声が近づいてきました。そして、ようやく上り切ったところで、分岐に到達。気が向いたので、東峰へは、これまで通ったことのない左(東)側の道を上ってみます。

 岩の山頂には、2組5人のハイカー。女性3人組は、最上部の岩の上。あいさつする隙もないほど、しゃべりまくっています。もう一組の若い男女ハイカーは先行。こちらは、広島南アルプスや宮島の景色を、ちょこっと眺めながらひと息ついて、西峰へと向かいます。先行ハイカーは途中の展望岩に立ち寄ったので、その脇を通過。

 次の岩場から見えるのは、屹立した西峰。クサリ場からキレットの大岩を過ぎて、急登を進みます。3人組の声が近づいてきたので、おんな岩はやり過ごして、とにかく山頂(710.8m)へ。11時17分。到着した岩場には、まだ誰もいません。中の岩の先端に腰を下ろして、少し早いけど、昼食にします。気温24.9℃、湿度78%と快適。

 ちょうど後からの登頂者に、背を向ける格好になりました。そのためか、あるいは元々、他者を受け入れるつもりはないのか。上りついた3人組は、内々の話に夢中。「かしましい」とはこのこと。しばらくすると、男女ハイカーも上ってきました。すると、かしまし娘たちは、「さっきのところで食事にしよう」と戻ります。

 スペースがないと判断したのでしょうが、ようやく静寂を取り戻しました。すると、カップルの女性ハイカーの方から、「かしましい」のひと言。同じことを思っていたようです。若いのに、こんな言葉を知っているとは。聞くとはなしに、聞こえた話では、この人は地元の人らしく、男性に下界の景色を説明しています。

 オムスビを食べ終えたので、出発。その前に、カップルハイカーに、どこから上ってきたのか聞いてみます。すると、安佐南区の何とか・・・と言うので、こちらも「奥畑から」というと、急に親近感。そして、そのかわゆすぎる女性は、自宅は南側だけど魚切から上ったことがないと言います。

 そこで、西ルートは道がハッキリしていて上りやすいこと。そして、冒険したいなら東ルートと応えておきます。何となく、意気投合したつもり。「お先に」と言って、先発しますが、その時刻記録の写真を撮り忘れてしまいました。それに、何となく格好つけたりして、情けない奴。まだまだ、人間ができてないのぅ。いまだ老成せずです。

 しばらく歩いたところで、思い出して写真を撮っておきますが、覆水盆に返らず。帰途は、基本的には窓ヶ山からの下りですが、下ったり上ったりを繰り返すはず。地形図をチェックしてみると、記載されていないものも含めると、コブが10個くらいはありそう。しかも、ずっと林の中を通る道です。

つづき: 窓ヶ山 奥畑~白川 ④

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