砲台山 美能漁港~三高港 ②
フェリーは少し冷房が効きすぎ。外に出て、似島の安芸小富士や下高山を眺めたりしながら、三高港へ到着しました。桟橋の待合所には、野菜の無人販売所。さて、海岸沿いに、西へと向かいます。途中に分岐。まっすぐ行く道は、通行止めの表示。しかし、クルマだけでなく、歩行者も対象なのでしょうか。
たまたま、右側の路地から出てきた髪を伸ばした僧侶。あいさつを交わしたので、たずねてみます。すると、この先で道は途切れているとのこと。それなら、仕方ない。少し高所になっている左側の道路を上ることにします。前方に普段着の女性が歩いているので、たいした勾配ではなさそう。
予想どおりのユル坂。そして、上りきるとトラバース道。それにしても、さっきの行き止まりの道から上ってきているような細道が、いくつか合流しているような気がしますが、まぁ、いまさら、どうでもええことじゃ。途中、いかにも間違われそうな林道口に、砲台山登山口まで700mの表示。「→」となっています。
地形図で、これが手前の道路であることを確認して、さらに西へ。やがて、美能漁港が見えてきました。そろそろか。道路の曲がり具合や建物の配置などを照らし合わせて、登山口を探ります。すると、「創造の森・森林公園」の立派な標識の左側に林道。果たして、ここで間違いないのだろうか。
すると、一台のクルマが入っていきました。一見すると、右に折れているようですが、砲台山への林道なら、一旦左にカーブしているはず。クルマの動きを注視していると、予想どおりに左に曲がりました。ここに間違いなさそうです。安心して、道なりに歩くことにします。ときおり、カーブの様子から、位置を確認。
林道のユル坂なのに汗をかきます。200コブとの間の鞍部や274ピーク西側の巻き道を経て、やがて、宮島方面の展望が開けてきたところで、景色を眺めながら歩きます。そして、ヘアピンカーブのところから、遊歩道に入ります。地形図では、直登のようになっているので、そのつもりで歩きます。
しばらくは、モルタル道。やがて、手すりはあるものの、下草茫々に。突き当たりに、「とるのは写真、残すのは足跡のみ」などといった、説教じみた看板はあるのですが、しかし、草が伸びていて、そこから先の道が分からなくなってしまいます。正面右側の竹ヤブに赤リボン。ここから入るのか。
そう思って、チャレンジしようとしましたが、どう見ても、この先はヤブ。まともな、道ではありません。他に斜面を上る道はないのだろうか。そう言えば、さっき、草茫々の中でも、道のような感じの折り返しがありました。そこをたどってみることにします。戻ってみると、その先に手すりを発見。これが遊歩道の続きのようです。
つづき: 砲台山 美能漁港~三高港 ③
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