白木山連山縦走 中島~上三田 ②
ずいぶん遠いような気がするけど、あそこに見えるということは、間近ということなのかもなどと、プラス傾向に考えることにします。文教女子大ルートをチェックして、再び、571ピークへ向けての急勾配にさしかかったところ、山道に横たわっているのは、茶色いヘビ。近づいても動きません。
もう少し接近したところ、ようやく頭を持ち上げはじめました。ヤマカガシでしょうか。それなら、毒をもっているらしい。春先に見かける小さなヘビに似ていますが、いまひとつ、ハッキリしません。551ピークを過ぎて、もうひとつコブ。そしてスギ林の鞍部に。例の水溜りには、小さなオタマジャクシがギッシリ。
このうち、カエルに成長できるのは、かなり限られたものに違いありませんが、あまり詳細な観察はせず。次の675.4ピークをめざす、直登の急坂にかかります。終わりがないわけではないと思いつつ、苦しさをかわします。このあたりまでが、この上りルート一番の難所。ようやく、反射板ピークに到達。
ここからは、稜線のユル勾配。しばらく鞍部へ下ったのち、若干の急坂を上って、分岐点コブを巻いていくと、次のコブには送電鉄塔。北半分の見晴良好。いつもながら、ここからは白木山がずいぶん遠くに見える。鞍部の急坂を下りて、再び小岩場の急登。右にハッキリした分岐があります。
しかし、いったいどこへ行くのか。結局、進んでいった道とは合流しませんでした。そして、今日は展望林道へ出ないで、尾根道を続けて歩くことにします。やがて、その先で合流した林道を進みます。バイパス山道に入りますが、昨日までの雨で湿っているので、滑らないように気をつけて上ります。
乗り上げた林道から、備前坊山らしき山頂の長い山をチェック。やがて、林道交差点に。今日はここも尾根道を歩いてみます。そんな気分。しかし、ウエットな山道も、すぐに林道に合流してしまいます。これが、縦走の時間短縮に何らかのプラスになったかどうか、それは判然としません。
しばらく進んで、白木山登山口にたどり着いたのは、11時44分。山頂まで、もう少しじゃ。今日は、巻きルートではなく、尾根を歩くことにします。途中、分岐をチェックしながら、夏に歩くコースの構想を練ります。ユルい起伏はありますが、基本的には上り。そして、山頂間近のラストの急坂にさしかかります。
ハエかアブの羽音かと思っていたら、ヒトの大きな話し声になってきました。前方に6~7人のパーティ。山道に留まって、何やら道端のものを見ている様子です。何やらトンボの羽の数が、どうしたこうしたという話。先頭のリーダーらしき男性と目が合ったので、あいさつを交わします。
つづき:白木山連山縦走 中島~上三田 ③
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