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2015年8月 1日 (土)

2015年6月広島南アルプスショートコース逆縦走 ③

 臆する思いに先行して、コブに乗りあげ、教順寺ルート分岐の鞍部に。最後の岩場を上ります。ところが、展望岩直前で、雨に濡れていた岩に足を滑らせて、右ひじを擦りむいてしまいます。ちょっと、痛い。じゃが、まぁ、そのうち治るじゃろ。展望岩でも無人。気温は、22.5℃じゃが、さすがに湿度は72%。

 日はほとんど差していませんが、風がないので昼飯を食うには心地よし。下界を眺めながらオムスビを食べます。ハエやアリも少ないのでさらに良好、と行きたいのですが、またもや、パラパラ雨。やっぱりこれか。定岩を立って、後半戦に向かうことにします。大茶臼山山頂から、さらに北の電波塔ピーク。

 前回チェックした「畑山」の木標。これまで、気にとめたことがなかったのですが、改めて読んでみると、この山のことに違いない。畑峠があるのだから、畑山があったとしても、不思議ではありません。おそらく、そう呼んでいたに違いない。その畑峠には、背を向けたオートバイカーがひとり。あいさつは交わさず、丸山へ。

 空がさわやかになってきました。雨上がりのためか、大きなシーボルトミミズ発見。確か、『アントニーとクレオパトラ』に、ヘビが湿地を好むとの記述がありましたが、あれは大ミミズとヘビを混同したものに違いない。シェイクスピアと言えども、自然科学の知識は乏しかったかのかも。人間、万能とは行くまい。

 そんな大それたことを、たびたび頭の中で反芻しながら、歩きます。丸山山頂、反射板前は、ますます木が伸びてきています。そして、依然として山頂表示が無くなったまま。広島南アルプスの主たる山で、山頂表示がないのはここだけじゃろ。理由はハッキリしませんが、ひょっとして、この広場の管理上の都合でしょうか。

 この丸山では、いつも同じようなことを考えてしまいます。大塚峠へ下り。前回すれ違ったハイカーに偉そうに言った手前、ルート外の急坂を下りてみることにします。さっきより大きなシーボルトミミズが横たわっていました。やっぱり、ヤブっぽい斜面。しかし、どちらがの勾配が大きいかということになると、判定は難しいところ。

 すぐに正規の縦走路に合流して、牛馬つぼ分岐から大塚峠へ。それにしても、ほんの少しですが、いつもと違うルートを通ったので、何となく違う道を歩いているような。そんな感じを抱きながらも、鉄塔ピークから石山へと進みます。火山までの眺めが遠い。右には武田山。また、あの尾根を歩くんか。

 などと思いながらも、三田峠までは下り気分。とは言っても、権現峠からの急上りもある。大原分岐を過ぎて、岩場を上り、ひょうたん岩分岐も見逃さずにチェック。山頂間際の、春日野団地展望角のところで、下りてくる「教員風」の女性ハイカーに道を譲ります。火山山頂に着いたのは、ほぼ予定どおりの14時05分。

つづき: 2015年6月広島南アルプスショートコース逆縦走 ④

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