備前坊山 ダム東口~中倉峠 ②
太田川河川敷や安川緑道などを自転車で走るのは、なぜかしら何となく食傷気味の気分。しかも、その行程を往復するとなると50㎞近くなるかも。夏日(なつび)のサイクリング、それだけでも疲れるぜ。これに12㎞の山歩きを加えるとなると・・・。いくらなんでも、気持ちが乗ってきません。
さて、どうするか。よし、ナビタイム路線で行こう。54号線までバス便。そこから、登山口まで歩くことにします。但し、町屋記念碑前ではなく、ひとつ先の桐陽台入口で降りることに。ちょうど、桐陽台行きのバスがありました。バスセンター8時35分発。少し早く家を出すぎたので、バスが来るまで待ちます。
8番乗り場は、真ん中。そこを、他の路線バスの乗降者が通るので、列を詰めることができません。毘沙門台行きのバスが先発。すぐ次のバスに乗り込みます。空いていた、運転手横の定席へ。車窓から眺める、長いなが~い道程。自転車行にせんで良かった。予定どおり、桐陽台入口のバス停で降ります。
54号線へ戻り、地形図をチェックしながら、道なりに北西へ。バイパスを横断して細くなる上り坂、峠を越えて南原へと下りていきます。橋を渡って右へ。しばらくすると、道は川から離れてきます。すると、その先に工事をしている様子。「右へ行ってください」と、左の路地を指すガードマン。
ははぁ、彼の右側へ回れという意味か。ところが、左へ進んでいくと、山手の県道に上がってしまいそうに。ここで、工事現場の北側に出る路地を探します。見当をつけて入ってみると、行き止まり。そういえば、曲がってすぐ、ガードマンの姿が見えた路地があったけど、あそこかもしれない。
そんなことを考えながら、ウロウロ。すると、農作業をしていた男性が、見るに見かねたのか、「あっちへ行ったら良えんで」と、山手の方を示してくれました。しかし、「工事中なので、元に道の戻って、上手へ行きたいんです」と聞き返しましたが、それ以上は沈黙。それでも、心配してくれたことにお礼。
そして、最初の路地まで戻って、そこを入ってみたところ、何とか元の道に合流することができました。すると、進路を指示したガードマンに出会ったので、「道が分からんかったから、危うく、山手の道まで行ってしまうとこじゃった」と、軟らかく訴えると、「すみません」の応え。たぶん、このあたりは地元の人しか通らんのじゃろぉて。
かくして、何とか掘削工事の現場を巻き、土砂運搬車輌が停めてある横をすり抜けて上流へ向かいます。そして、堂免橋。これを渡ると、登山口は近い。ここからの頼りは、地形図に自分で引いた線。民家の下にある道と思い込み、そこから山に向かってみます。ところが、すぐに、自然のままの雑木林に。
つづき: 備前坊山 ダム東口~中倉峠 ③
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