牛田山~二葉山ラウンド ②
諸準備をして出発したのは11時15分。自転車で、東区スポーツセンターへ。そこから登山口へと歩きます。ところが、そこを下りたのはしばらく前のこと。地図を見ながら、薄れた記憶をたどります。確か、山道から民家のすぐそばを下りたような覚えがありましたが、たどり着いたのは、造成中のサラ地。
そのすぐ横に、モルタル階段。「牛田旭登山口」の表示板がありました。「民家のそば」というのは勘違いだったかなと思いつつ、その階段を上ってみると、ここ、ここ。記憶にあるトラバース道。まもなく、尾根にたどり着いて、摸木階段を上ります。かなりの急勾配だったような「懼れ」を抱いていましたが、さほど長くはない。
ちょっとキツめの坂上って、見立山山頂に到着。そこからは、稜線上のユルやかな遊歩道を進みます。説明板には、毛利輝元が広島城の建築場所を探すために上った山のひとつとされているとのこと。それで、「見立てやま」と呼ばれているらしい。地形図に記されていた134.9m三角点には、そのとき気づきませんでした。
道なりに歩いたところにある、尾長山など東方面がよく見える展望所。覚えがあります。ひょっとしたら、三角点はここにあったのかも。さらに稜線を進むと、左下にも遊歩道。そして、不動院ルートの分岐を過ぎて、ここから牛田山へ向かいます。地形図をチェックすると、あと、3つ4つくらいコブがありそう。
ところどころキツいところもありましたが、だいたいはユル坂。戸坂ルートへの分岐が二ヶ所、そして、以前下りかけたことのある牛田早稲田ルート分岐を右側にやり過ごして、最後の急坂を上りきったところで、牛田山山頂(260.6m)に到着。広場には、南側の広島市街をそろって展望する大人数のパーティ。
こちらをふり向いて、目が合った二人のハイカーに会釈。しかし、男性の方は無視。女性ハイカーがひとり応えてくれました。何となく他者を寄せつけない雰囲気ですが、そんなことは気にせず、空いていた木製ベンチに腰掛けて昼食。オムスビを食べ終えたころ、リーダーらしきハイカーが、「そろそろ」と号令。
どちらへ下りるつもりなのか、みんなで、あっちを向いたりこっちを向いたりしているので、よく分かりませんでしたが、彼らが動き出す前に、ラウンドコースの東へ向けて出発することに成功。ここが戸坂城跡だという説明板が新設されていました。牛田山に戸坂城か、と思いつつ、貝塚跡をやり過ごします。
やがて、尾根ルートとバイパスルートの分岐に出くわしますが、バイパスを歩きます。斜面を九十九折れ気味に下る坂。結局、尾根が下ったところで合流します。さらに進んで、戸坂南ルート分岐に。いつもながら、白い応接イスが並んでいるのが、ちょっと不気味です。そこから、コブを左に巻いて、ユル坂を進みます。
つづき:牛田山~二葉山ラウンド ③
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