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2015年7月 2日 (木)

神乃倉山 高瀬~井原 ②

 11時39分に西広島駅を出発して、広島駅で芸備線に乗り換えます。12時00分発。狩留家行とのことなので、再び乗り換えることになるらしい。狩留家から井原市までどのくらい時間があるのか、調べる手段がありません。歩き出す直前よりも、少しでも早いほうが良かろうと、玖村あたりから、車輌特有の臭いを我慢して、昼飯を食べはじめます。

 下深川で、7~8分待ち合わせ停車しましたが、時間を持て余すこともなく、食事に専念。安芸矢賀駅あたりからは、阿武山のひどい崩落跡が見えましたが。中深川駅からも、「白木連山」の麓に豪雨の爪あと。ほとんど報道された覚えがないのは、山すそに民家がなかったからでしょうか。上深川駅では、木の宗山を確認。

 まもなく、狩留家駅で乗り換え。こっちの列車の方が心地よさそうです。しかし、いまさら、あとの祭り。白木山駅から見える登山口へ向かう道路には、クルマが10台近く止まっていました。ここで降りてもいいんだけどと、限定した時間への不安に揺れる心を抑えて、予定どおりそのまま、井原市駅へと向かいます。

 駅から、山歩きルートへ出ようとしますが、通りをひとつ間違えて少し大回り。「おいおい、初っ端からこれじゃ、先が思いやられるぜ」と思いつつ、直ちに軌道修正します。サクラの青葉しげる三篠川沿いの道。やがて、左に折れて側道を横切ります。ここからは、地形図と、前回の写真で呼び起こした記憶が頼り。

 確か、民家の前に、通りを挟んであいまいな登山口があったはずと、坂道を進みます。やがて、心あたりの場所に到達。やや心配もありますが、そこを入ってみます。トラバースする山道らしきもの。ときおり、斜面を上る分岐がいくつかありました。わき目をふりつつも、まっすぐ道なりに歩きます。

 すると、「涼堂」の案内表示板が。この道で間違いなし。やがて、急坂になり、しばらく上って、林道に乗り上げます。それにしてもここは、下からたどると、迷いようのない合流点じゃが・・・。すぐに、鍋谷城跡へ続く山道。乗り上げて、しばらくはユル尾根でしたが、まもなく記憶に生々しい急勾配に。

 額に汗して上ります。細道の右側斜面には、木のないところもあるので、落ちたら、ズルズルっとかなり下まで行ってしまいそう。気をつけながら上って、ようやく、稜線に這いあがります。すこし緩やかになり、しばらく進むと、486ピーク。「牛の首」の表示板。なるほど、尾根の形はそのように見えぬこともないのですが。

 よう分からん。いったいどこから見て、名づけたのでしょうか。そこから、しばし、鞍部へ向けたユル坂。60mほど下りて、そして、80mほど急坂も含めて上ります。すると、ハングライダーベース。坊主山なので見晴らし良好。さて、再び小鞍部に下りて、今度は、神乃倉山山頂へと向かいます。

つづき: 神乃倉山 高瀬~井原 ③

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