阿弥陀山~西峰縦走 ③
木々の先から宮島らしきものは何とか見えましたが、東郷山や杉並台から見える丸い禿げ山のような印象とは大違い。ひと息ついていると、ラジオのような音が聞こえてきます。人が近づいているのだろうかと思いましたが、それっきり。計画に違わず、まだ11時過ぎたばかりなので、先へ。次は電波塔ピーク(891m)。
山道はややヤブっぽくなりますが、稜線なので緩やかです。ピークに近づくと何やら人の声。補修作業をしているのかもという予測は的中して、鉄塔下にひとり、上にふたりくらいで、荷物のつり上げを行っているようです。気を散らさないよう、クマ鈴をポケットに入れて、音を小さくします。
北ルートの下山口を探しながら歩きますが、どうも見当たりません。少し気がかりですが、何、見つけるのは帰りでも良い。それはそれとして、その先、林道のカーブの手前に、西峰ルートの分岐があったので、安心。その後で、地形図をチェックすると、北ルート分岐は、もっと電波塔に近いところだったようです。
やがて、広々としたスギ林に入ります。軟らかくて足に優しい地面、テープを追いながら歩いていましたが、続きが見当たらなくなってしまいました。さて、どうしたものか。視野を広くとってみたところ、踏み跡らしきものを発見。それをたどることにします。進んでいくと、そのうち明確な道になってきました。
ところが、次の鞍部近くになると、クマ笹ヤブが続くようになります。場所によっては、胸くらいの高さのところも。それでも、テープやリボンに助けられて、草が薄くなっている道のようなものをたどります。ところどころで、見失ってしまいますが、ちょっと戻って、探しだす。それにしても、難儀なことになったもの。
草茫々の広い尾根の先にある急コブ。その坂を上ると、不思議なことに割とハッキリした道。まもなく、西峰三角点(907.4m)に。ここには簡易トイレでもあったのか、放置された便器が目立ちます。ここで昼食というもの、気乗りがしないので、少し西側に下りて、枯れ倒木に座って、食べることにします。
いずれにしても、林に囲まれているので、展望はありません。気温21.6℃、湿度53%。じっとしていると、無数のハエが絡まってきます。食べ物にはほとんど反応しませんが、五月蝿い。それ以外は静かなもの。13分間の休憩。さて、出発するとするか。帰路は、どういうわけか分かりやすい。
ほとんど忘れているのですが、ところどころ記憶に残っている難儀した倒木などをやり過ごして進みます。ヤブの終わる鞍部から、スギ林に戻ると歩きやすくなってきました。地形図をチェックしながら、北ルート下山口を探します。林道合流点から電波塔へ向けて、道なりに少し進んだところにありました。
つづき: 阿弥陀山~西峰縦走 ④
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