休山 阿賀~呉 ②
西広島発11時7分の便で行く予定にしていましたが、仕事の後、母の昼食やオムスビなど買い出しをして帰ると、10時30分。これじゃあ、ムリ。次の11時32分の便に、照準を当てることに。ところで、昨日は乾いた雪が降り、今朝も気温はマイナス。ひょっとしたら、残雪があるかもと、アイゼンを準備していました。
ところが、仕事帰りに西の山々を見渡すと、すっかり緑色。青空が広がっています。こりゃ大丈夫じゃろと、アイゼンは置いていくことに。そんなことで、何やかやと準備していると、11時14分になってしまいました。直ちに出発。少し急ぎます。ホームにたどり着いたとたん、すぐに列車が入ってきました。
広島駅の乗り換えでは、15分待ち。発車時刻より少し前に入ってきた安芸路ライナーに乗りこみます。ドアのすぐ左の席を狙っていましたが、ひとつ左側の入口から駆け込んできた図々しい夫婦が、そこを占拠。心の隅っこで、「シット!」という気分になりながらも、仕方なく向かいの端に座ります。
いずれにしても、ボックスではなくベンチシート。12時を回りましたが、このシチュエーションでは、オムスビは食べにくい。居眠りをしながら、車中を過ごします。阿賀駅で降りたところ、日がさしているので、外のベンチで昼食をとることに。気温は17℃ですが、ときおり冷たい風が吹き付けるので、少し寒い感じ。
おまけに、前に止まっている客待ちタクシーも少し気になりますが、さほど急がず。食べ終えて、さぁ出発です。地形図しか準備してないので、登山口までのルートが、いまひとつハッキリしませんが、とにかく上へうえへと、道をたどって行きます。住宅地を過ぎて、やがて墓地に。どうも西へと向かっているような。
それでも、とにかく上へと向かいます。三々五々生えているイバラで頬を切ったりしますが、それでも、何とか道らしきものがあるので進みます。そして、墓地の最上部に「足王様」という物神があったので、そこを登山口をみなすことに。やがて、段になった竹やぶ。これは、道を見失いやすいパターンと心します。
しかし、何とか続いています。依然として、危うげな道ですが、それでもやがて、「ときどきテープ」を発見して、安堵。さらにしばらく進むと、広めの遊歩道に合流。ひょっとしたら、これが阿賀からの正規の登山道だったのかもしれません。いつかそのうち、ここを下りるコースを組んでみたいもの。
遊歩道は、やがて勾配が緩やかになってきました。242ピーク、さらに270mくらいのピークを右に巻いきながら、ユル坂を上っていくと、林道に合流して、南西へ道なり。右に電波塔を見ながら進みます。今度は、左に316.5ピークの電波塔。そのコブのそばを、はじまりから終わりまで歩いてみると、尾根を通る山道があったようです。
つづき: 休山 阿賀~呉 ③
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