縦走への挑戦にもかかわらず初っ端から道迷い
野貝原山 明石~つゆ太郎
宮内串戸駅で降りて、津田行きバスを10分弱待ちます。バス停が駅舎の北側にあるので、日陰になっていて寒い。やがて、バスがやってきました。後からやってきた女が、まだキチンとなっていない列の一番前に立ちます。そして、早々に乗り込んで、運転手横の最前席に座ってしまいました。
こちらは、すぐその後の低い席に座り、「ずうずうしい奴め。まぁ、エエわい。バスが事故でも起こしたら、まずお前が跳べ」と、めったに起こりえない想定をして、心の中で密かにののしります。そんな悪態をつきながら、車窓の景色を眺めているうちに、明石のバス停に到着。バスを降りて登山口へと向かいます。
ところが、林道分岐をひとつ見過ごしてしまいます。2つめと思って上った道。少し様子が違うような気がしますが、ハッキリとした記憶が残っているわけではありません。分岐を左へ入って、すぐ右へ折れる道。「これじゃろう」と、上ります。しかし、行けども行けども、神社が見当たりません。
やがて、山に突き当たりました。「登山口」」ではありませんが、上り道があります。よっぽど行ってみようかと思いましたが、行き止まりだったり、とんでもないところに出ても困ります。ここは忍ぶしかなかろうと、引き返すことにしました。途中、下の林道に続いているらしい道がありましたが、ここは逸る気持ちを抑えます。
はじめの分岐のあった、原点に戻ります。ロスタイムは20分。ここから仕切りなおし。そこから入ってすぐに、右に折れる道がありましたが、どうも違う。まっすぐ道なりに上ってみることにします。半信半疑ながら、歩き続けていくと、ようやく見覚えのある大歳神社に到達。ここか。これから先は任せてよ。
山すそを左に回って、道なりに右へカーブして抉れ道に入ります。相変わらず連続する倒木。緩やかながら、それでも緩急を繰り返しながら上っていきます。やがて、雨宿石に到着。当初はここを、前回のように右に進むつもりでしたが、「待てよ。左の直登道を上ってみるか」と、心変わり。ヤブっぽい尾根の急坂を上ることに。
これまでところどころ残っていた雪が、尾根を覆うようになります。それでも、アイゼンはまだ早かろう。道らしきものをたどっていると、久々に赤テープを発見。安心して、そのまま尾根を伝って行きますが、ところが、やがてヤブになってしまいました。続けて斜面を上っていけば、何とかなるのかもしれませんが、歩きにくい。
そういえば、さっき右側にトラバース道のようなものがあった。下りてみると、木に巻かれた白テープが見えます。ところが、そこを進んでいくと、だんだん道幅が狭くなってきました。踏み跡が続いているな感じもしますが、どうも違うような・・・。やっぱり、赤テープまで戻ってみることにします。
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