大原山・三滝山・高峠山 ②
さて、三滝駅から新庄町へ。墓苑を過ぎて、湾曲した坂道を上ります。大きな集合住宅西の山側に上り口のようなものを発見。試しにそこを進んでみると、テープが続いています。「これは行るかも」と、上ってみると、どうもヤブっぽい急坂に。やがて、道が曖昧になってしまいます。そして、八方ふさがりに。
それでも、シダヤブの隙間を踏み分けて上っていったところ、何とか尾根に乗り上げることができました。おっ、ここには山道が。その合流点から、少し右へ上ったところに送電鉄塔。補修道だったたようです。さらに鉄塔から先には、整備された山道が続いていました。途中には、東へ下る分岐。
さらに上っていくと、搬送ゲートのある送電鉄塔がありました。「おや、三滝本町2丁目ルートと合流したか」と思ってしまいそうになりますが、しかし、巻き道を通って、上の尾根に出てみると、西向こうにもうひとつゲートが見えます。「あぁ、ここはこの前、作業員がいた東側にあった鉄塔じゃ」。
尾根を進むと、次の分岐。さて、右か左か、どちらにするか迷った末、左に行ってみることに。すると、その先には、例の西側の搬送ゲートがありました。ここから上は、勝手知ったる道。これでは、未踏ルート探索になりません。分岐まで、引き返すことに。今度は、右の道を進んでみます。
すると、はたまた分岐。これは、左の道を選んでみます。しばらくすると、反射板分岐に到達。「これこれ」。ここに東から合流するのが、計画したルート。整備された山道を歩いて、大原山山頂(224m)に到着したのが、12時35分。今日は、もう少し空腹を辛抱して、三滝山まで上りきることにします。
大原山西斜面の急坂を下りていると、高い声がします。どうも、近くにいるらしい。Bルート分岐を過ぎて、コブにさしかかったころで3人の女性ハイカー。先行させてもらいます。鞍部にある長束からの摸木階段。「これは、ずっと前に変電所を通って上ってきた道じゃったのぅ」。進路は、やや勾配を増してきました。
やがて、双子岩。12時47分。ほんのひと息ついて、さて、ここから山頂まで10分くらいかと、山勘を働かせます。その後、ひょっとしたら、20分くらいかもと動揺しましたが、10分説にこだわることに。乾いた尾根の急坂をたどりながらも、そのうち森があったはず、「まだまだ」と、自分に言い聞かせながら歩きます。
やがて、三滝山山頂(356m)に到着。時刻は、12時57分で、双子岩から、ちょうど10分。山勘もたいしたもの。駅前で見かけたハイカーグループはいませんでしたが、先着していた男女ハイカーがいたので、あいさつを交わします。気温は18.2℃、ときおり日差しもあるのですが、やや風が強いので寒い。
つづき: 大原山・三滝山・高峠山 ③
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