2015年3月広島南アルプスロングコース逆縦走 ④
それにしても、この男性ハイカーの紳士的で丁寧な言葉遣いは好印象。ついつい話が長くなり、昼食休憩は23分に。そのため、少し出発が遅くなってしまいましたが、これはそれでも許される「ふれあいタイム」。さて、出発の準備をはじめたその男性ハイカーを後に、先発させてもらうことにします。
丸山へ向かっていると、林がまばらになったところにさしかかります。そこから何気なく左側に目を向けると、斜面から上部が丸くなっている岩柱が突き出しています。不思議な形。何回も歩いていますが、はじめて見た光景。たどり着いた丸山山頂(457.6m)には、残念なことに、また山頂表示板がなくなっていました。
石山から権現峠へ下りて、ひと息。そして、小堀山を過ぎて火山へと向かいます。ひょうたん岩分岐は、忘れずチェックして進みます。火山山頂(488m)は無人。鈴ヶ峰西峰を振り返って、「思えば遠くへ来たもんだ」の気分を味わいながら、水分補給。さぁ、次は千秋楽、武田山へと向かいます。
ブルーシートの腐丸太は見逃してしまいますが、平和台谷ルート分岐はちゃんと確認。水越峠で、いつものように最後の急坂上りに、決意を固めて挑みます。「頭ぶつけ木」は、事前に見つけたので、大丈夫。「向うずね打ち切り株」は、よく分かりませんでした。「どこにあったんじゃったかのぅ」などと考えているうちに、弓場跡に到達。
そこから、2つ3つ急坂を上り下りしながら、武田山山頂(410.5m)。今日は、ここにも誰もおらんで。だいぶんカスミが晴れてきたようで、山々がよく見えます。さて、下山にかかりますが、右膝が痛くなってきました。ちょっと歩きにくい。内側広筋の膝蓋骨付着部あたりが、硬くなって圧痛があるので、ほぐします。
これで1分くらい時間を取ってしまいますが、少し楽になってきました。何といっても急勾配の下りは、膝に堪えます。それにしても、歩きづらいほどの痛みを感じるのは久しぶり。4日前に、天狗岩遊歩道の摸木階段を駆け下りたのが、まだ癒えていなかったのでしょうか。しばらくすると、また痛みだしました。
今度は、膝の圧通部をつかんだ状態で屈伸してみると、少し回復。これを何回か繰り返してみます。吹き通しから、つつじの丘を過ぎて、武田山団地への臨時ルートのあるコブにあった表示は「ガガラ山」になっていました。この呼び方に軍配かな。ガガラ山山頂から、逆光になっている武田山を眺めて、いよいよ、ラストの下りに。
若干の急坂はあるものの、だいたいはユル坂なので、膝にはやさしい。こちらの武田山団地ルート分岐もチェック。ひざの痛みのため、急勾配の相田登山口では道路に駆け出てしまいました。もしも、自転車でも通っていたら、ちょっと危なかったかも。そこから先は、ユル勾配なので、膝には支障なし。完歩祝いをチビチビやりながら下りました。
:了
« 2015年3月広島南アルプスロングコース逆縦走 ③ | トップページ | 休山 阿賀~呉 ① »
「やまなみコース縦走」カテゴリの記事
- 広島南アルプスロングコース順縦走 南半分 ③(2025.01.03)
- 広島南アルプスロングコース順縦走 南半分 ②(2025.01.02)
- 広島南アルプスロングコース順縦走 南半分 ①(2025.01.01)
- 広島南アルプスロングコース順縦走 北半分 ④(2024.12.26)
- 広島南アルプスロングコース順縦走 北半分 ③(2024.12.25)
コメント