大原山・三滝山・高峠山 ④
反射板のフェンスには、よく分かるハッキリとした案内表示があります。はじめて上ったとき、なんで迷ってしまったのか、不思議なくらい。そこから、シャシャンボ岩を通る摸木階段を下りていきます。段差がかなり大きなところも。やがて、キャンプ場の下山口に下り立ちました。ちょうど、クルマがその手前にバックしながら駐車。
野外パーティでもしているのか、数人がキャンプ場の設備を使って火を焚いています。クルマから下りてきた人たちも、それに合流する様子。それを左に見ながら、下りていきます。しかし、このまま林道を進むと、遠回りになりそうな予感がするので、つり橋へ下りてみるかと、足を向けると。
立入禁止のロープが張られていました。そして、つり橋あたりを見下ろしてみると、ブルーシート。8月豪雨の爪あとらしい。仕方ない、それならこのまま道路を下りるかと、進んでいくと、何とこの道路はフェンスで閉ざされていました。さっきのクルマは、いったいどこから上ってきたのでしょうか。そして、あの親子連れも。
フェンスを乗り越えることはせず、次善の策を探します。左の谷に、ロープの張られていない斜面があるので、そこの遊歩道をたどって行きます。ところが、最後にあった大きな段差の先には、まともな道がなくなってしまいました。しかし、その下には駐車場。何とかそこまで、下りてみることにします。
結局、往路の上り同様、下りもヤブ漕ぎをすることになってしまいました。でも、クルマが上がってきていたのだから、どこかにまともな道路があったはず。また今度、よく調べて逆コースを歩いてみたいもの。その「少年自然の家」の駐車場からは、道路を道なりに下へしたへと進みます。
いつもながら、帰路は長く感じます。駅周辺には落ち着けるところはないだろうと、すでに勾配は緩やかなので、完歩祝いの一杯は歩きながら、ちびちび。ときおり通り過ぎるクルマに脅かされながらも、三滝駅に到着。ここからは、ちょっとした脚部の筋肉痛を感じながら自転車で走る、太田川河川敷の「安楽道」。
《追記》
これまでずっと、「気の効いたもの」にしているつもりで、記事のタイトルを着けてきました。しかし、その作業に結構手間がかかる割には、後から検索するときに便利が悪い。そこで、思い切って今回の記事から、山歩きのコース名に記事の番号を付したものに変更することにしました。
書き手からすると、ちょっとさびしいような、味気ないような気もしますが、これなら「カテゴリー」からも探しやすい。何しろこのところ、インデックスの作成が滞っているものですから。
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