コーヒーの漏れでリュックから湯気が立ちのぼる
広島南アルプス・ロングコース順縦走
ランナーズはゆっくり歩いて、何やら分かれのあいさつを交わしている様子。集団が峠の東側へと動いたので、大茶臼山口へ先に入ります。それから、かなり進みましたが、後から来ません。大茶臼山までと言ってたけど、手前のことだったのだろうか。そう思いながら、マイペースで歩いていると、ついに追いつかれました。
人数が減っています。やはり畑峠で、帰ったメンバーがいたのに違いありません。「いつ先行したのですか」と、驚きの声を上げるランナーもいましたが、畑峠であれだけの隙を見せておきながら・・・。だからこそ、気がつかぬわけか。今度は、大茶臼山山頂で休憩していました。こちらは、そのまま展望岩へ。
電波塔ビルから下りかけたところ、いつもの危ない坂で、滑って背中まで着いてしまいますが、しかし、特に打撲することもなく、起き上がって指定岩へ。昼食の準備をします。時刻は-20分をキープしているので、少しゆっくりめに食べるつもり。すると間もなく、彼らが下りてきました。何やらにぎやか。
「落葉が乾いているから・・・」とか言っているので、誰か滑ったに違いない。そして、展望岩に下りてきたので、また言葉を交わします。そして、岩の下の方に待機している様子。そこで食事をしているのかどうか見えませんが、ときおり、静かな話し声が聞こえてきます。こちらは、オムスビを食べ終えて、コーヒー。
そろそろ出発と準備していると、リュックから湯気。不思議な現象。寒いからコーヒーの温かさが原因かとも思いましたが、どう考えても湯気まで出てくるのはおかしい。ある疑いを持ってリュックをチェックすると、ポットの蓋の締めが甘くて、コーヒーが漏れていました。リュックの半分がコーヒー浸し。
コーヒーの香りを嗅ぎながら、この処理に若干手間取ります。これで、-20分は縮んでしまうか。まぁ、それはそれで、エかろう。そう思いながら、座っているランナーズの間を通り抜けて、鞍部に。そして、コブを越えて、急坂を下りはじめます。大茶臼山までと言っていたから、もはや追ってくることはあるまい。
それでも、己斐峠が区切りの可能性もあると思いながら、下りていきます。己斐峠の下山口に到着。どこから入るか、ちょっと迷いましたが、結局、元の柚木城山登山口から上ることにします。踏み後が、シッカリしてきています。しかし、地すべりしている東側斜面あたりは、勾配が大きくて歩きにくいためか、やや曖昧。
そこをトラバースすると、やがてテーピングのある林。そこを通りすぎると、若干乱れはしているものの、既成の古い道に出てきます。やがて、縦走路にのりあげ、しばらく続く急坂を乗り越えると、ユル坂に。水の枯れたヌタ場や二重鉄塔を経て、柚木城山山頂に到着です。もちろん、もみじ台ルートはチェックしておきました。
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