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2015年3月 8日 (日)

フェリーは無理だったけど旅客船に乗ることができた

江田島署行きウォーキング 

 表示板のある交差点を、西へ上っていきます。住宅の込んだ地域を過ぎると、ウォーキングルートになっているようで、間隔をおいて距離表示もあり、分かりやすくなります。それにしても、かなり上の方まで民家があります。立派な家。斜面をトラバースしながら上っている林道は、グネグネしてまっすぐではないので、時間がかかりそう。

 しかし、クルマには一台も出会わず、広い道の真ん中を歩くことができます。その名のとおり、林に囲まれているところも多いのですが、ときおり、展望が開けているところがあります。そこからは、眼下に例の国道や海岸、そしてずっと前の方には、呉方面を見渡すことができます。それにしても、林道ピークまでは、なかなか。

 おそらく、この前の古鷹山下山口のあるソロプチミストの森あたりがピークか。などと考えながら歩き続けると、ようやく、231.1峰と248峰の間を縫う峠にさしかかります。そこからほんの少しだけ下りたところに、その下山口と公園。ここで、ひと息つきます。時計を見ると、15時32分でした。

 フェリーの出航時刻は16時10分ですから、余すところ38分。果たして、ここから歩いて間に合うかどうか。そういえば前回は、40分あまりかかったはず。ちょっと難しいかもしれないとも思いつつ、もはや風景撮影など諦めて、しかし、まだ走るところまでは気分が乗らないので、足速に下ることにします。

 ちょっと寒気がしてきたので、準備してきた薄いウィンドブレーカーを着用。途中、大きく蛇行するところを過ぎて、西側林道との合流点。そして、さらに下りていったところで、古鷹山谷ルートとの合流点に到着。ここで、すでに16時を過ぎてしまいました。あと2kmほどですが、とても間に合いそうにない。

 少し歩を緩めることに。若干の上り返しの坂を過ぎたあたりから、ポツポツと民家。そして、切串の町並みへ。こうなったら、ぼちぼち行こう。海に近づくと、冷たい風が吹き上げてきます。桟橋に着いたのは、16時20分。待合所に入ろうとしたところ、旅客船が見えました。急いで、出航時刻をチェックすると、16時25分。

 間に合う。そうか、この手があったか。持っている時刻表には、旅客船の便は書かれていませんでした。乗船券を販売していた男性に、「この便があって助かった」とお礼を言うと、恐縮。次便の16時58分発のフェリーまで待たなくても良かったと思うと嬉しくて、何となくお礼を言いたかったものですから。

 乗船して、完歩祝いの一杯。船が小さいため、よく揺れるので、データ書き出しは後にします。それより、海面スレスレの船窓から、めったに見ることのない角度から峠島を眺めたりして、海行を楽しみます。所要時間20分弱、お陰で、まだ明るいうちに宇品港へ到着。さっそく、旅客船の時刻表を入手して、自転車で帰途につきました。(了)

追伸・・・
 
翌日、江田島警察署の担当者へ問い合わせたところ、中央署への届けは必要ないとのこと。そして、携帯が拾得されたのは、1月2日の15時50分ということでしたが、冬の山を歩いていたにしては少し遅いので、ひょっとしたらこれは、署に届けられた時刻かもしれません。そうそ、その頃は雪が舞っていました。

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