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2015年3月 4日 (水)

平和台谷ルートへの合流点探しにひと苦労する

黒谷山 北尾根から平和台谷ルート

 あまりの荒れ放題、果たしてこれが山道と言えるのだろうかと思っていながら下りていると、幸いにもテープを発見。何とか進めそうです。その「道のようなもの」なりに、尾根を外さないように下りていきます。すると、左側の谷へと折れ曲がる道。しかし、果たして、これを進んでいいものかどうか。

 尾根の先へと少し入ってみましたが、どう見てもヤブ。ここは、まだスッキリしているこの折れ道を下りてみることにします。しかし、進んでいくに従って、だんだん怪しくなってきました。谷に近くなったところから、針葉樹林の斜面を縫う踏み跡のようなものをたどることになります。それでも、何とか谷底にたどり着きました。

 さらに低きをめざして行くと、ぶら下がったテープを発見。「これで良かったんじゃ」と、ひとごこち着きながらも、雪の乗ったササの葉をかき分けて、荒れている谷道を下りていきます。しばらくすると、大きな砂防ダムに到着。そこから住宅地が見えます。山の北側だからでしょうか、麓でも雪が残っています。こちらへ向かってくる足跡も。

 ネット地図を見ると、353ピーク稜線から北北西の尾根をそのままたどって下りることになっていましたが、実際には、もう一本東側の尾根をたどって行き、途中で谷へ下りた先が、どうも、この砂防ダムのようです。さて、ここからどこを通って谷ルートへ出たら良いものか。このダムを基点に、地図を再チェックしてみます。

 送電線の走行なども参考にすると、山道の入口は、目の前にある集合住宅の上側にある道路を、上ったところのようです。ところが、この道路、封鎖されていて侵入禁止になっています。それならと、他を探してみますが、どう見てもここしかなさそう。まぁ、人ひとり山すそを歩いて通りすぎるだけじゃから、エーじゃろ。

 もし誰かいれば、断りを言うことにして、恐るおそるその坂道を上ってみます。すると、何やら作業場跡のような広場がありましたが、無人。目的の山道入口を探してみます。地図によると、右の方にあるはず。そちらに目を移すと、建てかけの骨組みの奥に、何やら森が開けたところがあります。

 あそこへ行ってみよう。すると、果てしてその通り。そこを西へと向かいます。割としっかりとした、地図どおりの道。小川を経て、谷道に合流しました。おそらく、ここを上って行けば大丈夫のはず。広いけどやや荒れ気味の林道のような道が続きます。しばらく進むと、古い砂防ダムにぶつかりました。

 これを、乗りこえるルートはあるか。どうも、右側のヤブの奥にダムへ上がるところがありそうな感じがしたので、探してみます。しかし、それらしき道はありませんでした。そこで、川向こうを眺めたところ、ダム下にあるゴロゴロした大岩を渡った先あたりに、空間。しかし、それは下流へ続いているようです。

つづき:

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