中天狗までピストンする男性ハイカーに出会う
天狗城山~天地峠縦走
呉ポートピアは、どうも無人駅だったようです。さて、準備が完璧でないので、記憶をたどって、天狗城山登山口へと向かいます。それでも、迷うこともなく、無事たどり着くことができました。階段を上り、民家のそばを抜けて、山道に入っていきます。はじめのうちはユル坂ですが、だんだん、覚えのある急坂になってきました。
やがて、前を向いて下りれそうにないほどの急勾配の岩場に。一度は、このルートの大半を前向きで下りた経験があるのですが、それでもそんな気分になってしまうほど。但し、天狗城山の標高は、293.4mなので、この急坂もそれほど長くは続きません。山頂近くの展望岩からの眺めを堪能します。足下は断崖。
江田島が真正面に見えます。そこからすぐに、林に囲まれた山頂。三角点を確認して、北東方向に聳え立って見える中天狗をめざします。その前に、北側に突き出した展望岩から、先ほどと違った角度の眺望を楽しみます。それからしばらく緩やかな稜線をたどった後、急坂を下りていると、前方から男性ハイカーがやってきました。
中天狗までピストンしている最中とのこと。「天狗城山を下りるのはたいへん」、「中天狗もキツかったでしょ」などと話しかけると、「休みやすみ」との応え。こちらは「小松尾山まで行って、天地峠から坂へ向かう予定」と言っても、あまり詳しくないようで、いまひとつピンとこない様子でした。激励しあって分かれます。
さて、中天狗。確かに急坂ですが、天狗城山ほどの勾配はなかったようです。見覚えある岩場をチェックして、たどり着いた山頂も林の中。ひと息ついて、小松尾山をめざします。ここからは、これまでと違って、打って変わった緩やかな道が続きます。ところが、下りはじめに左右の分岐。どちらへ進むか。
方角的には左ですが、どうも先がヤブっぽい。右の道の方がスッキリしています。しかし、「南側の谷に下りてしまっても」と心配しつつも、思い切って右へ下りてみることにします。しかし、それが正解でした。やがて、見覚えのある尾根道に。山頂近くなると、やや勾配が大きくなってきます。しかしそのうち、「行けども行けども」と言った気分に。
それでも一本道なので、必ずたどり着くはず。小松尾山山頂(379m)へ着いたのは14時40分。眺望しながら、ひと息ついて水分補給。この時刻で、西広島帰着がスーパーのクジの締め切り時刻の18時に間に合うかどうか。そのことが、ちょっと気がかりになりながらも、これからの下り道が急坂だったことを思い出します。
方角をチェックすると、道は絵下山方面へと向かっています。地形図を見ると、急坂ははじめの30mほどのはず。歩いてみると、そのとおり。恐れることはなかったようです。後はかなりユル道になり、そのまま二艘木分岐に。14時49分。天地川下山口へと急ぎます。ユル坂なので、脚が進みます。
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