木梯子のある林道広場までルート探しに難儀する
押手山から白木山へ縦走
その手前で水分補給して、 押手山へのルート探索に臨みます。しばらく進むと、左への分岐。今日は、この道なきルートはやめて、そのまま林道をまっすぐ進んでみよう。抱いていた妄想では、この道が斜面沿いに大きくカーブするにもかかわらず、 押手山登山口の木梯子の広場に通じているはず。
そう思い込んで歩いていくと、あにはらんや。その先には水田。そして、道が急に狭くなってしまいます。どうも、おかしい。いちばん高いところにある田まで行きたいのですが、道がありません。仕方なく、左にあった谷川に下りて、道のようなものをたどってみます。すると、その上に荒れ林道がありました。
上流方向はヤブのよう、ひょっとしたら「下流方面に折り返しがあるのかもしれんで」と推測して進んでみます。しかし、その先は右に折れ、下り道になっていました。これは、どうも違う。引き返して、先ほどのヤブ化た道を乗り越えてみることに。すると、針葉樹林に入りこみました。そして、黄テープ発見。
しかし、「×」印。いったい、これが何を意味するのか。う~ん、困ったのぅ。そこで、少し右に視線を移すと、赤テープ。これには何の印もありません。よし、これを頼りに進んでみよう。林の中の、踏み跡らしきものをたどります。しかし、これもやがて、倒木で行き止まりに。しかし、右上に目をやると、また荒れ林道がありました。
そこをたどってみることに。ところが、その道もやがて行き詰ってしまい。谷の中。これでは、20分程度の早到着は帳消しになってしまう。「どうすべや」。周囲を見渡しながら考えていると、どうも前のほうに尾根が見えます。とりあえず、そこへ上ってみることにしよう。急坂をよじ登っていくと、「幸せ」の赤テープを発見。
どうも、この前下りた道に似ています。しかし、あの時は、もっと倒木が激しかったような気がしますが、とにかく這い上がってみることに。すると、何とやっぱり、この前下りたところ。結局、同じルートをたどることになってしまったのか。それでも、まともに行けるのかどうか、不安な荒れ林道を進み、やっとこのとで木梯子に到着。
ここからはいきなり、ネットフェンス沿いの急坂です。ところどころ雪が残っていて、滑りやすい。その網をつかんだりして、何とか上りきります。しかし、まだまだ。コブに乗り上げて、しばし緩やかな稜線をたどり、ようやく押手山山頂(786.5m)に到着。ひと息ついて、次の743ピークをめざします。
確か前回の上りでは、見上げるような急坂だったはずと思いつつ進んでいくと、果たしてそのとおり。標高差100mくらい急勾配を下りることに。しかし、鞍部からは、緩やかな馬の背の尾根道になります。ところが、それもしばらくのうち、743ピーク手前のコブに上る坂あたりからは、またもや急勾配が続きます。
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