久々に自転車で「己斐地獄坂」を上りきったぞ
2015年初歩き 降雪の丸山
それにしても、返すがえすも残念なのは、沼田別れ交差点へ、あと1mくらいのところで上りきれなかったこと。手前にうっすら積もっていた雪に臆して、上りの勢いをそがれたか。しかし、それに落胆して縮こまってしまいそうになる気力は何とか持ちこたえます。但し、あまりに「熱い」ので、ローソン前で止まって、防寒着の襟を開けます。
さて、ここからが長くて苦しい上り坂。それでも、その勾配には緩急があります。ひと漕ぎ、ひと漕ぎ、積み重ねながら上る。そんな思いで、老人ホーム前からの一番の急坂を、何とか休まずに上りきることができました。やったぞ。ここを乗りこえたら何とかなる。確かにまだキツイ急坂は続きますが、これ以上の急勾配はありません。
積雪がちょっぴり深くなってきた道。踏むと滑りそうなクルマの轍を避けて漕ぎ進み、何とか上りきって、駐輪場所にすべり込むことができました。片隅に自転車を置いて、山歩きバージョンに着替えます。ここからまず、畑峠まで歩きます。滑ってはいけないので、歩幅を少し狭くして、その分速めに歩くことに。
周りの木々は、雪を被って真っ白になっています。しかし、まだアイゼンを着ける段階ではなさそう。とは言っても、今日は持ってくるのを忘れました。スパッツも。さすがに、たどり着いた畑峠に留まっていたクルマは、1台のみ。おそらく、大茶臼山に行くのでしょう。こちらは、丸山へ向けて、新雪を踏みます。
あと20分で山頂まで行かなければと、少しばかり速足に。ふと東側を見ると、舞う雪で真っ白。これでは、とても初日は拝めそうにありませんが、新年の初歩きそのものが大きな目的。大雪でもない限りは行くべし。丸山山頂にたどり着いたのは、7時25分。やっぱり、周囲は真っ白です。
熱いコーヒーを飲みながら、ひょっとしたらあるかもしれない日の出を待ってみましたが、まったくダメ。早々に下山することにします。雪が降り続いているので、またもやほとんど新雪の上を歩くような感じ。特に岩場では、滑らないように気をつけます。しばらくすると、三滝山ルート分岐。
いつものように、ここを下りることにします。斜面をトラバースしながら進むユル道ですが、道幅の狭いところがあるので注意が必要。一箇所、大木がずり落ちていて、道が分かりにくいところがありましたが、何とか探し出します。やがて、このルート一番の急坂に。道幅が広くて、傍らに掴める木がないので滑りそう。
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