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2015年2月16日 (月)

不通になっていた芸備線が下りているうちに復旧

押手山から白木山へ縦走

 山頂から下りはじめた頃、鈴の音が響いてきます。先行するハイカーの姿がぼんやり見えたので、ひょっとしたら追いついてしまうかと思っていましたが、行けども行けども、先へ先へと進み、音も聞こえなくなってしまいました。途中で、再び鈴が聞こえましたが、結局、最後まで追いつかずじまい。

 下からは、男女ハイカーや辛そうな顔の男性ハイカーが上ってきます。そして、「芸備線が上三田~中三田間の線路調査のため、不通になっている」と教えてくれた男性ハイカーも。それは困ったこと、しかし、彼が勧めるように「狩留家駅まで歩く」というのもヤネコイと思いながら、歩を進めます。

 しかし、八合目を過ぎたあたりで、左から右へ走りぬける列車の音が聞こえてきました。おっ、早々と復旧したじゃないか。安堵しながら下りることに。そこからも結構な距離がありましたが、やがて、最後の摸木階段を経て、道路に下り立ちました。13時58分。ひょっとしたら、14時過ぎの列車に間に合うかもしれん。

 少し速足で駅へと向かいます。白木山駅は無人なので、どうやって列車の運行状況をつかめば良いのかと思っていたところ、スピーカーからアナウンスが聞こえました。14時15分発の列車が、3分くらい遅れる見込みとのこと。それなら大丈夫。空き時間に駅から白木山を見ようと挑みますが、邪魔しているのは538ピーク。

 ホームの西よりへ行ってみたところ、山頂のアンテナを半分ほど見ることができました。待合所へ戻ると、山頂で出会った男性ハイカーが帰ってきました。鈴の音とともに。この人、上深川方面へ行くと言って、こちらより先に下りたような気がするけど、勘違いだったのでしょうか。いずれにしても、先方もこちらのことを覚えていました。

 少しばかりヤマ談義。しかし、到着した列車では、いっしょにいるとデータ書き出しができなくなるので、離れて座ります。完歩祝いの一杯を飲んで、それに専念することに。このところ、山歩きが先行して、何回分かブログの投稿が溜まっているので、悠長にはできないという事情がありました。

 ところで、アイゼンは白木山山頂付近、特に北側では着けた方が良かったかもしれませんが、着けはずしが面倒なので敬遠。山頂で、正面道の様子を見て判断することにしていましたが、上ってきた先着ハイカーが必要ないというのでやめました。そのとおり、山頂は真っ白だったにもかかわらず、下りはじめると融けていて道はベチャベチャでした。(了)

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