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2015年2月 3日 (火)

まっすぐに伸びたサクラらしからぬ「長寿桜」

広島南アルプス ショートコース逆縦走

 いつものように指定岩で昼食にしますが、寒さのため最後まで座っていることができません。それにしても、温かいコーヒーは心地よし。さて、食後は、山頂を経て、丸山へと向かいます。途中で無気力な男性ハイカーとすれ違います。丸山山頂では、初日観望をここでしても良いものか、チェックしてみます。

 今日は、コンパスを持ってきているので、方角を確認します。次にある展望場所は、初日の方角とズレているので、代わりになりそうにない。多少林が茂っていても、しょうがない、やっぱり、ここからにしよう。石山を下りて、権現峠に向かう道。何となく摸木階段が一部分整備されているような気がするところも。

 前回のことを確かに記憶しているわけではないので、あくまで感覚的ですが。しかし、峠からの上り坂には、少なくとも1段は、大き目の丸太がはめ込まれているところがありました。火山へ向かう道。岩場からの上りで、今日はうっかり、ひょうたん岩分岐を見過ごしてしまいました。「次でもエエがな」なんですが、残念。

 火山山頂に着いたのは、ずいぶん早いような気がする13時43分。遠方の山々は霞んでいます。武田山へ向かう下山ルートは、東向き斜面ですが、道の両側に残雪が多い。そして、雪解け水で湿っているので滑りやすい。慎重に歩きます。ニセピークの小コブから下りて、ブルーシート腐木までが長い。

 やがて、堀切分岐ピークを過ぎて、今度は見過ごすことなく平和台谷ルートの下山口をチェック。水越峠までは、さらに長く感じます。ここで、ひと息ついて水分補給。最後の急坂に気合を入れます。頭ぶつけ木に気をつけながら上り、やがて肩に乗り上げます。弓場跡の右側を通って、急な岩場を上り、武田山山頂に。

 昼から雨の予報が効いたのか、ここにも誰ひとりハイカーはいませんでした。そして、今回も、若干分かりにくいところのあるファミリールートを下りていきます。やがて、林に囲まれた展望広場に到着。そこからは、長いながい九十九折れ坂。皮を剥いたヒノキの倒木を嗅ぐと、ほのかな香り。

 今日は下の道を通ってみることに。すると、真ん中にあるまっすぐ伸びたサクラらしからぬ高い樹のそばに「長寿桜」との表示発見。ソメイヨシノを見慣れているせいでしょうか。花の時季に来てみたいものです。すぐに夫婦スギから、七久谷・尾根ルートに入ります。ベンチのある、ちょっとしたコブを過ぎて、下りていきます。

 目印の切り株から谷へ。落葉に覆われていて、踏み跡が分かりにくくなっているので、勘に頼って進みます。何とか小沢を乗りこえて七久谷・谷ルートに。断崖の道を経て、荒れ放題の花みずき台下山口に至ります。そして、迷うことなく古市橋駅へ到着。ホームで完歩祝いの一杯を飲み干して、データ書き出しにかかります。(了)

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