積雪でスピードが出せなくても指が痛くなる冷たさ
2015年初歩き 降雪の丸山
その危ない坂を下りきったところで、雪の降りつんだササ藪を抜けて、老人ホームの下山口に到着。自転車置き場に着いたところで、気温をチェックしてみると0.6℃。寒いはず。そこで、フリースのベストを着ようと、リュックの中を探してみましたがありません。防寒手袋も。せっかく、準備したのに。
途中で落とすことは考えられないので、おそらく家に置いてきたに違いない。仕方なく、上り用の薄い上着をはおって、湿って指の入りにくくなっている手袋を着用。十分に手指を動かすことができませんが、致し方ありません。自転車のハンドルを握ったり、ブレーキをかけることは差し支えない。
さて、地獄坂を滑降しますが、道路は積雪に覆われています。そのため、転倒しないよう、後輪ブレーキを引き絞ってゆっくりと下りていきます。己斐上公民館あたりまで来ると、融けだしているので、少しスピードを出すことができますが、それでもまだ、ときおり雪が残っているので、ほどほどにします。
沼田別れ交差点を旧道に下りていくと、かなり道の状況は良くなりますが、まだまだ。それにしても、手指が凍傷になりそうなほど痛いので、何度か口にくわえ、さらに息を吹きかけて温めます。それで家に着くまでの間、何とか持たせます。しかし、余裕はありません。とにかく、一刻も早く帰ろう。
帰宅して、家の中へ入る前に、再度気温をチェックしてみると、さっきより低い、0℃の表示になっていました。家に帰るとすぐに、温水シャワーを浴びて、手指と同じように冷えていた足指も温めます。暖かくて快適だった昨年の初日観望とは、うってかわって今年は年初から、過酷な山歩きになってしまいました。(了)
《追伸》
今回からようやく、2015年の山歩き記録を書くことになりました。昨年10月頃から、仕事の都合で、投稿が十分こなせていなかったことと、年末に50回達成をめざして、一気呵成に山を歩いたことが原因です。今年の原稿も、まだ、7回分溜まっています。おまけに、写真やルートラボの作図、さらにはインデックスの整理も追いついていないのですが、投げ出してしまわず、山を歩くように、一歩一歩、地道に仕上げていきたいと考えているところです。
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