道なき斜面を登って気持ちだけ近道をする
運転免許センターまで歩く
ここからは、車の通行量の多い県道を通らず、住宅地を抜けて国泰寺へ上がります。このぽつぽつと下草が生えてきている荒れ林道は、これまで何度か歩いています。柚木城山への石段上り口を左手にチェックして、県道に乗り上げます。縦走で通るこのあたりからは、歩道があるので歩きやすい。
いまだに巨大土嚢が積まれ、閉鎖されている登山口を左に見ながら、己斐峠を下って行きます。ヘアピンカーブの先が、例の造成地に突き当たります。これまで上からしか眺めたことがないけど、間近で見るとかなりの広さ。そして、やがて五月ヶ丘に至りますが、道路標識は運転免許センターまで直進。
しかし、確か、ここを左に折れたはず。その先には垂れる稲穂の水田があった覚え。やや半信半疑ですが、ここを下りてみます。すると、果たして、すでに刈り取りの終わった田圃が見えてきました。さらに下りていくと、草沼道に到着。ここを南へ行くはず。上から見たときにも、新しい高架陸橋が造られていたのはその方向。
それにしても、やけにクルマの交通量が多い。建設中の高架を潜ると、鳥糞の匂い。交通整理をしているガードマンにそのことを訴えると、すぐその山の上に、ごみ処理場があるからとのこと。そこから、思い起こした記憶に間違いないと、右に折れてカーブした道を進みます。工事現場を経て、さらに歩くとトンネル。
その上には、道路のようなものが見えます。どこからか上れるところはないかと見渡してみますが、コンクリートで覆われた斜面。鉄バシゴのようなものがありますが、その先はどうもヤブになっているので、断念。トンネルの歩道を潜ると、「ここ、ここ」と完璧に思い出しました。でも、ここを回ると大回り。
そこで、トンネルを出たところ、左横に上れそうな斜面があるのに目をつけます。上には遮蔽物もなさそうなので、上がってみることに。コンクリートの上にある土砂で、若干滑りそうになりますが、何とかセンターへ通じる道路に乗り上げることができました。到着したのは、余裕の14時40分。
トイレに行ったついでに、写真撮影に備えて、歩いて乱れていた服装などを整えます。15時からの受付開始まで、しばらく待って、一番で受付。いつの間にか終わった身体機能検査の後、写真撮影を行いました。そして、冊子をもらって、道路交通法の最近の改正点などの話を聞きます。
この冊子、家に持って帰ると、後回し後回しになり、なかなか読むことができません。結局、読まずに捨てしまうことになりがち。そこで、講義前の待ち時間に、サラサラッと読んでおきます。終わったのは16時。新免許証の交付を受けて、暗証番号を機械でチェックしてみます。もっとも、この機能を活用することは、ほとんどないらしい。
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