弥仙山頂展望台は分かりにくいけど三階建て
弥仙ハイキング もみじ谷~大聖院
その女性を追い越して、ようやく稜線に到達。弥仙山頂まで「0.7㎞」の表示に、改めて心して歩くことに。遊歩道ですから、岩場を上るようなことはないものの、結構な急勾配も。ロープウエイで来たのでしょう。スカート姿の女性など、ハイキングスタイルではない人たちがチラホラ。アングロサクソン人にも出会う。
ルートの様子をしっかり覚えているわけではないので、何ともいえないのですが、途中に、前歩いたときよりも展望が良くなっているのではと思えるところがありました。山頂へ乗り上げる最後の岩場ルートも、人が少ないので、離合で待つこともなく進むことができました。山頂には立派な展望台。
上へ行ってみます。二階に広い展望所がありました、ところが、前より低くなったような感じがします。そこに居合わせた数人の先着ハイカーに、そのことを訴えてみますが、何だかピンとこない反応。風景をカメラに収めながらグルっと周って、真ん中に戻ると、さらに上へ行く階段があるのを発見。
三階があるじゃないか。先ほどのハイカーにそのことを言うと、「三階へも行けるよ」という、そっけない返事。「何じゃぃ」と思いつつも、さっそく上がってみます。三階部分は、二階の屋根の上のようになっている目立たない造り。しかし、一段と高い分、ここからの方が周囲の風景がよく見えます。
予定どおり、昼飯には少し早い時刻なので、駒ヶ林に向かうことに。干満岩ルートを下りていきます。何と不思議なことに、分かりやすい道。下りていると、上ってくるスマートな女性ハイカーとすれ違います。その際、たった今下りてきた道ではなく、右の方へ行こうとするので、「道はこっちですよ」と助言。
しかし、その女性ハイカーは、「エエ」といった反応。「ご存知でしたか」と返しつつも、「何でじゃろぅ。他にも上り道があったんかのぅ」などと分からないまま下りていきます。縦走路に下りたところで、おしゃべりな女性ハイカーのグループが接近してきました。姿は確認しませんでしたが、彼女らも下山方向です。
集団行動にもかかわらず、結構足早なのか、それとも声が大きいのか。話し声が近づいてくる気配がするので、追いつかれないようにと、ついつい気合を入れて歩いてしまいます。やがて、仁王門に到達。完成した姿を見るのは初めて。説明板を読むと、2004年に台風18号で壊れたのを、2012年10月に再建したとのこと。
ここ数年山歩きを始めて以来、「仁王門跡」しか見たことがありませんでした。そのため、壊されたのはずいぶん昔、戦国時代とかそのあたりのことだろうとばかり思っていました。ところが、つい最近の、21世紀になってからだったとは驚き。仁王像は、「像」としては若干小柄な感じがしますが、筋肉質の身体をしています。
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