雨にもかかわらず送電線の上で作業する人たち
広島南アルプス・ショートコース順縦走
その男性ハイカー。「おはようございます」のあいさつに、「こんにちは」の返答。「今日は、見晴らしがエエですね」の問いかけには応えず、サッサと東側の下山ルートへと入ってしまう。「愛想のない人じゃのぅ」と思いつつも、結局、この人が今日であった唯一のハイカーになってしまいます。
ひと息ついて、火山へと向かう。平和台谷ルートの下り口を、確実にチェックしながら、たどりついた火山山頂(488m)で、もうひと息つきながら、改めて鈴ヶ峰方面を眺めると、山がずいぶん色づいていることに気づきます。さて、次は丸山ヘと、歩を進めている途中。石山から眺める武田山、火山の色も素晴らしい。
たどり着いた丸山山頂(457.6m)。反射板の前には木々が、ズンズン生い茂っています。初日の展望が心配なので、東側をコンパスでチェックすると、なんとかなりそうです。。しかし、眺望が悪くなることもさることながら、反射板の機能に差し支えはないのでしょうか。確かに、「そげなこと、どうでもエエがな」なのですが・・・。
それよりも、初日観望の問題は、己斐ヶ丘病院までの「地獄坂」にあります。だから、たとえ大茶臼山に切り替えても同じこと。覚悟を決めるしかなさそうです。さて、そこから三滝山ルート分岐までは、やはりヤブ戻り気味。ところがそこから先は、きれいに整備されています。「西区山なみルート」だからでしょうか。
畑峠から大茶臼山まで後ひと歩き、早く昼食にありつきたいもの。12時20分と良い調子で、展望岩に到着。鈴ヶ峰方面を眺めて、「あそこまでそんなに遠くはないぞ」と言った、攻めの気分に。それにしても、この時間帯にもかかわらず、ハイカーは誰ひとりいません。指定岩に座って、造成地の進展を眺めながら、オムスビを食べます。
いつものパノラマルートを下りて、枯れかかったモミジを手に取りながら、己斐峠下り口手前にある九十九折れ道を歩きます。さて、今度は、この前下りた国泰寺ルートの階段を上ります。きちんと数えませんでしたが、100段くらいでしょうか。途中、ねじれ松に頭をぶつけてしまい、しばらくそのダメージに沈み込み。
縦走路に乗りあげ、残った急坂を上ります。二重鉄塔あたりで雨がパラパラ。予報の時間帯より早いようです。送電鉄塔には、何やらロープ、もしくは電線のようなものがぶら下がっていますが、誰もいません。作業途中かなと思いながら歩いていると、柚木城山山頂を過ぎて、「KS鉄塔」手前あたりで人の声。
作業員がいたので、挨拶を交わします。そして、上の方でも声がするので、見上げると、送電線の最上部に数人が・・・。次の「KM鉄塔」でも。さらに、315ピークに向かう途中の縦走路から離れたところにある鉄塔にも、電線上で作業している人。「夕方には雨は止む」と話していましたが、ご苦労なこと。
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