城山の展望大岩 今回はあまり難儀せずに下りる
安芸アルプス縦走 坂山~金ヶ燈篭山
クルマを乗り降りしていた人から、挨拶があったので返します。原山のピーク(672.2m)をチェックして、しばらく続くユル坂を下りていきます。さっきの熱いコーヒーのせいか、頭がボーっとしてきました。歩きながら眠っているような感覚。しかし、591ピーク近くのコブの上り下りで目が覚めてきました。
さらに、標高500mの鞍部から591ピークへの急登も、結構ハードでした。南側の下りルートも急勾配。途中で滑って尻餅をついてしまいます。その時、無理やり左膝を折り曲げることになったので、しばらく痛みが尾を引きます。しかし、その後、洞所山までの上りは、危惧していたほどの急坂は続かず。
展望はないのですが、山頂(641.4m)では、ひと息。西端の分岐から総合公園方面を眺めます。ここからの下りはさほど難儀ではありませんでしたが、新峠からの急勾配の上りが、くたびれかけてきた身体には予想以上にハード。しかも尾根に乗り上げた後、566ピークは地図上の位置と違って、3つめの最後のコブ。
そこから稜線のユル道をたどり、さらに古峠から、まだかまだかと歩き続け、岩場をよじ登って到達した538ピークも同じようなことに。これまではどこがピークになるのやら、曖昧模糊としていましたが、今回はそれぞれのピークに表示板がつけられていたので、地図とのズレがよく分かりました。
さらに、岩場を登って城山に到着。ピーク(592.8m)の標柱をチェックして、展望大岩にさしかかります。いつもなら巻くところですが、新しい補助ロープが見えたので上ってみます。以前、このまま進んで、下りるのに難儀したことがあります。しかし、どうも様子が違っているような気がするので、そのまま進んでみます。
前回雲に覆われていた熊野の三石山方面を展望。そして、はじめの岩場は楽に下りることができましたが、やがて、先ほど感じた変化は根拠のないものだったことが分かりました。その次にあったのが、例の高低差のある岩場。ところが、今回はさほど苦しまずに下りることができました。玖波行者山での修行の成果でしょうか。
ここから赤穂峠までは、ナンバーリング摸木階段の歩きやすい道。ユル勾配でトラバースするところもあります。かなり帰りに近づいたような気分で、赤穂峠に到着。そこから送電鉄塔のある見晴らし丘へ乗り上げていくと、人の話し声。熊野方面を眺めている二人の女性がいました。今日のコースで、初めて出会う人。
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