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2014年12月 2日 (火)

仙骨あたりがゾクゾクする地獄岩からの眺め

日浦山 観音堂跡~Aルートひまわり観音

 やがて、山頂近くなってきたのか、眺めの良い岩場にさしかかります。そこをよじImgp3828_edited登ると、北南に細長い日浦山山頂(345.9m)広場に到着。安芸アルプスから広島湾、そして広島南アルプスの山々、さらに二葉山から牛田山までよく見えます。ここでひと息、ゆったりと休みます。しかし、気温と湿度のチェックをうっかり忘れてしまいました。

 さて、Aコースはどこから下りたら良いのやらと思いながら、西側の急坂を少し下ってみると分岐がありました。そして、立派なルート案内板。お陰で、迷うことなく進みます。今日は、地獄岩に寄るつもり。コブを過ぎてしばらくすると、分岐がありました。そこを、まっすぐ進むと岩の上に下り立ちます。

 もう少し岩場が長かったような覚えがありますが、勘違いだったようです。それにImgp3832_editedしても、ここから下界を眺めると、仙骨あたりがゾクゾクしてくるのは前回と同じ。そのスリルの余韻を味わいながら、先ほどの分岐へと戻ります。西に折れて、急坂を下り、岩場へと続く模木階段を過ぎると、道はだんだん緩やかになってきました。

 そして、尾根を巻く道に。海田市駅から、この日浦山の手前に別の山でもあるように見えるのは、この隆起のようです。急いていたわけでもなく、足が痛かったわけでもないのですが、あまり深くは考えず、この尾根を通る道はパスしました。まもなく、薬師禅寺上の墓地に到ったので、ここで汗で湿った上着を着替えておきます。

 寺に下りると、金色のひまわり観音像。ここを下山口とみなすことにします。そこかImgp3836_editedら、地形図を見ながら、合わせてうろ覚えの勘を頼りに、海田市駅をめざします。役場、郵便局、踏切などをチェックしながら進み、途中セブンイレブンに寄って、出発時に忘れていた完歩の一杯を買うことにします。

 ところが、いつもの定番がなかったので、手に取ったのは、2円も値の張る高級品。店員は、「また来てください」と、決まり文句のあいさつで送り出してくれましたが、次はいつになることやら。帰りの便も、南岩国行きの列車に乗ることができました。そのため、広島駅での乗り換えなしでラッキー。

 それにしても、平日午後からの山歩きだったためか、良い天気だったにもかかわImgp3838_editedらず、誰ひとり、他のハイカーに出会うことはありませんでした。次に機会があったら、畑賀から北側のルートを上ってBコースに下りてみるか、それともバス便を探して、先ほど封鎖した畝と為角のルートをねらうか。(了)

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