平和台谷ルート分岐手前の縦走路でマムシに出会う
広島南アルプスショートコース順縦走
分岐まで数メートル戻って、今度はまともに尾根道へ。やがて、急坂がはじまります。すると、今日二匹目のシマヘビ、しばらく止まってくれたので、その姿をカメラに収めます。急勾配が落ち着いたところから、大岩には至らないよう注意して進みますが、ここからは、やや複雑に入り組んでいるので、定かに記憶していない道。
それでも、勘を頼りに上の方をめざして進み、何とか縦走路の「犬通し」に出ることができました。そこからまもなく、武田山山頂(410.5m)に到着。この時季にはめずらしく、他にハイカーらしき人は、誰ひとりいませんでした。平日ならば、さもありなむ。しばし、景色を展望しながら休憩します。
さて、火山へ向かうか。いつもの弓場跡ルートの急坂、下りの場合は大丈夫なのですが、一応、「頭ぶつけ木」を忘れずにチェック。水越垰から353ピーク(黒谷山)へ。そして、この前探索した平和台谷ルートの分岐をめざしていると、足元でクネクネと翻るもの。そして、左の草叢へ頭を突っ込んで止まりました。
その背中をよく見てみると、ひし形模様が連なっています。これはマムシに違いない。あの反転、シマヘビより身体が柔らかいのかもしれません。それにしても、じっとしていて、反撃してくる様子はないので、カメラに収めておきます(ピンボケ)。「マムシに注意」とは聞いていましたが、実際に、このルートで出会うのは初めて。
すぐその後で出会った男性ハイカーに、そのことを知らせると、顔色が変わりました。「逃げたから大丈夫と思うけど、気をつけて」とつけ加えると安心したようですが、もう少し詳しい状況を教えてあげれば良かったと、すれ違ってしばらくしてから、ちょっぴり後悔します。まぁ、山歩きは基本的に自己責任。
火山までのルートも、特に変ったことはありませんでした。たどり着いた無人の山頂(488.3m)でひと息。そこからも、丸山へ向かう下山ルートからも、山本の崩壊箇所は確認できませんでした。途中で、上ってくる完全装備の男性ハイカーと、挨拶を交わしてすれ違います。ひょうたん岩ルートの入口も忘れずチェック。
権現垰を経て、石山から丸山への道。やはり、稜線ルートには何の変わりもありません。この前探索したときに見た観音堂そばの掘削現場と搬送ケーブル、展望所から左方向を探してみましたが、これも、その所在がはっきり分からず、残念。丸山山頂(457.6m)の反射板裏には、小さな山頂表示の板。
そこから南へ回る道は、下草が刈り取られていて歩きやすくなっていました。しかし、閉ざされた反射板の敷地の中では、森が成長。そして、封鎖ロープ前の残されたスペースからの見通しも、木が伸びて一層悪くなっています。来年の初日はどうなることやら、但し、元旦当日は、「幸い」なことに仕事になりそう。
« 豪雨の後はじめて 広島南アルプスを縦走する | トップページ | 柚木城山の己斐垰登山口が縦走路最大の崩落箇所 »
「やまなみコース縦走」カテゴリの記事
- 広島南アルプスロングコース順縦走 南半分 ③(2025.01.03)
- 広島南アルプスロングコース順縦走 南半分 ②(2025.01.02)
- 広島南アルプスロングコース順縦走 南半分 ①(2025.01.01)
- 広島南アルプスロングコース順縦走 北半分 ④(2024.12.26)
コメント