« 火山公園の東屋の下が崩落して崖になっていた | トップページ | 祇園北高と花みずき台の間の谷道に荒れ狂った跡 »

2014年9月21日 (日)

平和台ルートを下った先で道を見失いヤブをこぐ

黒谷山(353ピーク)未踏ルート探索

 そして、馬場跡に到着しました。そこから少し上ると水越垰への分岐。こImgp3608_editedこからは斜面を縫う緩やかなトラバース道を歩きます。水越垰まで10分間でした。さて、今度は歩き慣れた縦走路ですが、353ピークの黒谷山まで、100m近い高さ。乗り上げた突き当りの分岐を、いつものように、左に折れます。

 ここは稜線がなだらかなので、どこがピークになるのかはっきりしません。北へ下りるルートの所在に気をつけながら歩を進めます。谷へ下りるルートは、ひとつだけではないかもしれないと思いながら。やがて、小さく「平和台」と書かれたテープが巻かれた目的の木に到着。どうやら、この道だけだったようです。

 谷道ですから、ひょっとしたら崩落箇所があるかもしれません。慎重に、延々とImgp3611_edited張られている補助ロープを伝って、急勾配を下りて行きます。このロープが道案内にもなっています。やがて、ゆるやかな谷川沿いを進むようになります。新しい生木が倒れてこんでいるのは、大雨が原因かもしれません。

 ここでも補助ロープが助けになります。それが、途切れがあたりにテーピング。一時、斜面に紛れ込みそうになりますが、テープの巻かれた木に戻って探してみると、川のそばにある道を発見。そこをたどります。ところがやがて、広くて平らな針葉樹林に到ったところで、道が分からなくなってしまいました。

 テーピングも見当たりません。ここまでかなり、懇切丁寧な案内があったのに。道Imgp3619のような空間を探しつつ下りてみます。しかし、しばらく進むと、それ以上とても進めそうもないヤブ。川沿いに下りて覗いてみますが、ここにもどうも道らしきものありません。それでも、ここまで来ているのだから、ほとんど下りきったことにして、今度は少し引き返してみます。

 そして、東側の主尾根をめざすことに。まさに木のヤブを掻き分けながら。隙のある空間を、しかもできるだけ、シダヤブを避けながら上っていきます。途中でトラバース気味の道のようなものを発見、喜々として進みますが、いつの間にか倒木とヤブに阻まれます。しかも向こうの谷へ回りそうになるので、再び上方をねらいます。

 同じようなことを二度繰り返しましたが、まだヤブの中。前門のトラ、後門のオオImgp3620_editedカミといった状態ですが、ここで歩くのを止めるわけにはいきません。今回の山歩きも、安楽ではない。とにかく、稜線をめざします。やがて、苦労の甲斐あって稜線に到着。山道に乗り上げました。実はこの道、途中まで歩いたことがあります。

 広島南アルプス縦走の準備段階として、相棒と火山から武田山へと二山縦走をしていたとき、迷い込んだ道です。いつまでも武田山が平行移動するので、ようやくその間違いに気づいて、見過ごしていた分岐まで、引き返しました。縦走ルートからはずれているため、その後歩いたことがありません。その先に、果たしてまともな道があるのかどうか、半信半疑でした。

つづき:

« 火山公園の東屋の下が崩落して崖になっていた | トップページ | 祇園北高と花みずき台の間の谷道に荒れ狂った跡 »

太田川西流域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 平和台ルートを下った先で道を見失いヤブをこぐ:

« 火山公園の東屋の下が崩落して崖になっていた | トップページ | 祇園北高と花みずき台の間の谷道に荒れ狂った跡 »

2025年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最近のコメント

最近のトラックバック

無料ブログはココログ