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2014年9月 4日 (木)

舞い上がる土埃、顔を伏せ気味に可部線沿いに走る

山崩れ視察サイクリング

 根の谷川を渡る橋には、両脇に土が積み上げられています。道路も、土がマダImgp3478_editedラに隆起していて、自転車が進みにくい。おまけに道の脇にはクルマが留められています。急坂ですが、何とか垰のピークまで乗り上げてみます。すると、道を横切るように水が流れていて、その両脇には土砂が盛り上がっています。

 足を濡らす覚悟をしないと通れそうにないので、引き返すことにします。バイクで上ってきた女子高校生らしい2人は、「学校へ行けん」と呆然。それにしても、左側の山手にある住宅地から、水が流れ出てきています。ここが土砂崩れの現場でしょうか。地元の人に、インタビューしているテレビ関係らしき人も。

 根の谷川西岸の土手道を通って、安佐市民病院の手前から踏み切りを越え国道Imgp3480_editedに出ます。そして、再び、太田川橋へ。そして、今度は、八木用水沿いに下れないものか挑戦してみます。八木用水の源泉へと向かいかけますが、しかし、そこから先にも、大きな崩壊があって、とても通れそうにありません。

 そこで次善の策。可部線沿いの旧道を自転車で走れるのかどうか、交通規制をしている警察官に聞いてみます。すると、「途中、〇〇で停まってもらうことになるかもしれないけど、自転車なら大丈夫」とのこと。どこで停まるのか、場所をはっきり確認しませんでしたが、行けるのなら問答無用と進みます。

 乾いた土が、強い風に舞いあがるので、顔を上げて走れません。用意していた水Imgp3482_editedが底をつきそうなので、上八木駅近くのセブンイレブンに寄って炭酸水を買うことに。店員に聞いてみると、ピークのときはここまで土砂が流れ込んできたとのこと。可部線ではレールに被った土砂をかき分ける作業をしていました。

 なるほど、これも不通の原因のひとつとなっているようです。警察の大型バスの後ろについて、土地埃を被りながら進みます。梅林駅近くまでやってきました。このあたりが、おおごとじゃった様子。捜索隊らしき制服姿が隊列をなして、線路の向こうへ入って行きます。ここがシャッターチャンスだったのですが・・・。

 所詮、素人。報道カメラマンのようなずうずうしい気転は利きません。ついついImgp3487_edited、邪魔にならないようにしなければという気持ちが、先に立ってしまい、写真を撮る気が起こりませんでした。七軒茶屋駅前にある元来店者の勤め先。どうも場所がハッキリしないので、寄らずに通り過ぎることに。

 それに、ここまでの行程でかなり疲労が蓄積。山本の崩落現場と思しきところへは探索の足を伸ばさず、帰ることにします。緑井の天満屋の建屋を巻いて、太田川土手へと戻ることに。しかし、経路がハッキリしません。古川を渡る橋。そこを越えて、少し回り道になってしまったようですが、何とか太田川放水路へとたどり着くことに。

 そこから、アストラムラインの通る祇園新橋の高架を潜って、祇園大橋へと向かいImgp3489_editedます。河川敷へ下りる分岐を見過ごしてしまったので、ついでにエディオンに寄って、トイレの電球を購入。反対側へ渡って、ポプラで炭酸水をもう1本。そのまま橋を渡り、いつも通る東側河川敷を下流へ向かいました。(了)

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