« 縦走したときに確認したのが姫路垰で間違いなかった | トップページ | ついに土砂災害支援ボランティアとして阿武山麓へ »

2014年9月10日 (水)

帰りのバスの車窓からは火山が別の山に見えた

姫路垰を北から南へ歩き抜ける

 その男性、姫路垰のことを、こちらが「タオ」と話しかけたにもかかわらず、「トウImgp3536_editedゲ」と答えていたので、ひょっとしたら「地」の人ではないのかもしれません。姫路垰からは景色がよく見えるのかと聞かれたので、あいにく垰は森の中。岳山山頂近くの「のしろ台」からの展望が素晴らしいと、伝えます。

 「身体が重いので、山登りはできない。私はもっぱらこれ」と、クルマ止めの向こうに停めてあった、大きなバイクを指差します。そこからまもなく、自動車道に到着。今回は、山側の沿道を歩かずに、すぐに跨橋を通ります。すると、さきほどのバイクに乗った男性が下りてきました。もう一度、あいさつを交わします。

 さて、そのまま道なりに下りていっても、どこかのバス停にたどり着くかもしれませんImgp3537_editedが、発車時刻までは、たっぷり時間があるので、少し回り道になりそうですが、この前下りたルートをたどることにします。それでも、奇妙な看板のある黒板の建物を過ぎるとすぐに、バス通りに出てきました。

 思いがけない近さ。この交差点から、大下バス停まではすぐ。予定どおり河内神社で休憩することにします。完歩祝いを飲み干して、山歩きデータの書き出し。そして、16時15分になったので、バス停へと向かいます。バスを待っていると、女性が2人、坂を下りてきました。気になっていたこのバス停の呼び方をたずねてみます。

 「オオシモ」か、それとも「オオシタ」か。すると、怪訝なことを聞くと言った雰囲気でImgp3539_edited、「オオシタ」との返事。なるほど素直に読めば良かったのか。しかし、バスに乗って、次の「下大下」のアナウンスを聞くと、どうも、「シモオオシモ」と言っているように、末尾が曖昧に聞こえるのは不思議です。

 それにしても、バス「指定席」から見える大きな山、左端が切れています。地図と照らし合わせながら考えると、火山に間違いない。こちらからは、武田山が陰に隠れているので、別の山のようです。そして、今回は何ごともなく、バスセンターに到着。ハノーバー庭園を歩いていると、心地よい楽器の音色が聞こえてきました。

 弓にひょうたんをつけたような見慣れぬ楽器を、日本人の女性3人がその弦を叩Imgp3544_editedいて合奏。練習しているのでしょうか。アフリカかインド・セイロンなど南方系の楽器のような雰囲気。どこのものかたずねようとしばらく立ち止まっていましたが、演奏が終わりそうにないのであきらめて、その場を去りました。

 後で調べてみると、これは、「ビリンバウ」というブラジルの楽器らしい。南方には違いありませんが、まさかブラジルとは、思いも寄りませんでした。(了)

参考サイト:ビリンバウ入門

« 縦走したときに確認したのが姫路垰で間違いなかった | トップページ | ついに土砂災害支援ボランティアとして阿武山麓へ »

アストラムライン北」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 帰りのバスの車窓からは火山が別の山に見えた:

« 縦走したときに確認したのが姫路垰で間違いなかった | トップページ | ついに土砂災害支援ボランティアとして阿武山麓へ »

2025年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最近のコメント

最近のトラックバック

無料ブログはココログ