むき出しになった茶色い山肌が見えるのは特定の山
山崩れ視察サイクリング
西側の柚木城山、大茶臼山など己斐方面、そして三滝山などの山肌にはあまり傷は見当たりませんでした。たまたま、河川敷で出会ったウォーカーに、「山本」の土砂崩れ現場を知っているか聞いてみます。火山か武田山の麓でしょうが、テレビなどの情報からは、ここがいちばん分かりにくいところです。
すると、「イオンの山手の方らしい」との答え。できたら帰りに寄ってみたいもの。東側の牛田山、松笠山方面にも、ほとんんど傷らしきものはないようです。やがて正面に見えてきた白木山連山は、深川あたりの山裾に若干茶色いものが見えます。土手筋の道は、いつもと変わりなく進むことができました。
やがて、進路の正面になった阿武山。真中の太い「く」の字のスジが幅広い。いちばん被害の大きな梅林の現場のようです。その両側にも何本かのスジ。それをカメラに収めながら、自転車を進めていきます。太田川橋西詰手前では、土嚢を積んで、大雨で痩せた可部線の線路の土手を補強する工事をしています。
そして交差点には、交通規制の警察官。可部線沿いの旧国道でしょうか、その道への進入を規制しているようです。さらに、そこから阿武山太田川登山口のある筒瀬へ向かう道も通行止めになっています。太田川橋の歩行者・自転車用の橋を渡って、可部に入るのは特に問題はありませんした。
しばらく、進んだところにある小さな可部線踏切。そこを渡ろうとしたところ、レールにタイヤをとられて、滑ってしまいます。「おっとっと」と転倒してしまいましたが、無意識の受け身をしたので、ケガもせず。リュックのポケットに、昨日切れてしまったトイレの電球を入れていましたが、これも大丈夫でした。不恰好でしたが、気を取り直して先へ。
高松山登山口へと向かう道を通り過ぎて、ここからは自転車で走るのは初めてです。ところが、しばらく進むと、通行止めに。交通整理をしている人にたずねてみると、自転車の場合は、もう少し進めるらしい。何とかの駐車場から道路に出てくださいとの指示。カタカナの名前でよく分かりませんが、とにかく行けるところまで行ってみることに。
すると、道路が寸断されているところに行き着きました。重機で土嚢を積み、復旧作業しています。すぐ傍にはガードレールが、凄まじい勢いで流れる根の谷川にズレ落ちかかっています。これ以上は進めそうにないので、そこから、国道54号線へと移動することに。そんなに距離はなかったので、すぐに出ることができました。
道幅が狭いので、歩行者に注意しながら、さらに北へと走ります。可部東をめざしていたつもりだったのですが、いつのまにか三入のバス停。さらに、硝子の里。ここまで来てしまったのなら、ついでに洞庭まで行ってみよう。やや勾配が大ききなってきましたが、なんとかヤマザキパンのあるバス停へとたどり着くことができました。
先日、押手山から下りたときの洞庭バス停。チェックして、ここから引き返しますが、考えてみると、可部東は、鬼ヶ城山から中島へと縦走したときに、分岐を間違えて下りたところでした。確か、高松山の南東側に下りてきたはず。さっそく登山口への向かう手前の道に入ってみます。それにしても、今回は、行き当たりばったり。
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