三滝山東側の鉄塔補修道も上ってみると結構キツイ
三滝山・丸山時計回り縦走
まもなくコブへ上がる分岐。それをやり過ごすと、道は左方向へと下りだします。これは、ちょっと違うぞ。分岐に引き返して、コブに出てみることにします。すると、道は続いていて、鉄塔に到達。さらに下りていくともうひとつの鉄塔。そして、今度は谷へと下りていきます。そろそろ、「湯つぼ」あたりかのぉ。
しかし、いつまでたっても行き当たりません。道がかなり緩やかになってきました。どうも、やん谷ルートをはずれてしまったような感じ。それでも、道のようなものは続いているので、下りていきます。すると、ついに林道に出てしまいました。何の案内表示もありませんが、谷川を挟んですぐ南側に、やん谷口がありました。
かなり雨足が強くなってきたので、ついにリュックカバーを引っ張り出します。それにしてもまったく、期せずして未踏ルートを下りることになってしまいました。これは、やん谷に下りる再挑戦が必要だろうかなどと思いながら、クルマから下りている墓参者を横目に見ながら、再び三滝山めざして歩いていきます。
前回の反時計回り縦走で、やん谷口への取り付きに苦労した鉄塔補修道の入口。今回は二度目ですし、向きが違うためかテーピングも分かりやすくて、難なく見つけ出すことができました。しばらく上ると、模木階段の急坂が続くようになります。鍬投垰ルートよりキツイかも。地形図の等高線も詰んでいます。
それでも、送電鉄塔のラインからはずれるあたりまで来ると、少し緩やかになってきました。稜線に乗り上げると、もっと楽になりますが、山頂手前は急勾配。人気の三滝山、誰か居たらいいのにという期待も虚し。やっぱり、降ったり止んだりのこの天気では、盆休みでも、好んでハイキングする人は少ないようです。
雨が止んでいるので、ベンチに腰掛けます。木の傍は虫がうるさいので、別のベンチに移動。誰もいないのを良いことに、脱水の兆しがあるというわけではないのですが、横になってゆっくり身体を休めることにします。12分間の休憩。そのうちクソバエがまとわりつきだしたので、Bコースから下山にかかることにします。
若干の岩場の急坂を過ぎて、双子岩までが長いのは経験則。それにしても、いつのまにか通り過ぎてしまったのではと錯覚させるほど。三滝寺への分岐のある鞍部を過ぎて、大原山西斜面を上る最後の急坂。キツイことは間違いないのですが、思っていたほど難儀せず、三角点のある山頂にたどりつきます。
はじめて東側から上ったときには、ルートが分からずヤブをこいで上ったことなどを思い出しつつ、いつもながら少し荒れ気味の山道を、クモの巣を切りながら下りていきます。反射板を過ぎて、突き当りを右へと進んだところにある送電鉄塔。ここに、丸山観音堂で見たのと同じ、ゲートがありました。
進入禁止の看板。「鉄塔工事用地」、「索道運転中」と書かれていました。なるほど。しかし、ここを通らないと下りることができないので、左右に気をつけながら通過します。ここで道が不鮮明に。何とか探しだして、無事、三滝苑下山口に到着です。三滝駅からは太田川河川敷を自転車走行。涼しい帰路でした。(了)
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