丸山観音堂のすぐそばで山を削るショベルカー
三滝山・丸山時計回り縦走
林道に出て西へ。老人ホームの駐車場を通って、山道へと入ります。ここもヤブ戻りが進んでいて、どこが入口だったか、探さなければならない状態。そこから、水の流れている湿地を進み、ちょっとキツイ急坂を上ります。落ち葉が取り除かれているので、すっきり。上りきると、斜面を横送する緩やかな道になります。
確かこのあたりに、放置バイクがあったはずだけど、当分見てないなぁ。ひょっとしたら処分したのかもなどと、甘いことを考えつつ歩いていると、やっぱり、逆さまになったバイクがありました。おそらく、ここまで乗ってきたものの、滑落してニッチモサッチモいかなくなったに違いない。無思慮な話じゃて。
そんなことを思いながら幅の狭い道を歩いていると、前方から男性ハイカーが2人下りてきました。この天候とこのマイナーなルートで出会ったからでしょうか。道の途中としては珍しく、短時間の情報交換をします。国泰寺から大茶臼山、丸山と歩いて己斐へ戻るところらしい。こちらの行程も告げて、健闘を祈って分かれます。
やがて、縦走路に合流。12時45分です。さて、いよいよ丸山じゃ。このルートも、昨夏あたりに下草が刈り取られて歩きやすくなっていましたが、ぼちぼちササなどが茂ってきています。そのうちヤブ戻り状態になりそうな勢い。丸山山頂に着いたのは、ほぼ予定どおりの13時02分。ここも以前に増して、林が成長しているような気がします。
幸いなことに雨が小止みになっているので、昨夏と同様、もう少し北にある展望所で昼食をとることにします。気温24.5℃、湿度84%で暑くはないけど、風通しの良い稜線にいるにもかかわらず、蚊がまとわりついてくるのが困ります。脱水状態には到っていないようで、無理なくムスビをたいらげることができました。
ゆっくりと15分間休憩。蚊に少しばかり血液を提供した後、やん谷口をめざして、下山にかかります。それにしても、急な岩場が続く歩きにくい難所。途中、白くぼやけた火山方面が展望できるところも。鉄塔を過ぎると、勾配が緩やかになり、まもなく観音堂に到着します。ここまでは予定どおりの道。
驚いたことに、このお堂のすぐそばで、ショベルカーが山を掘り返しています。そして、山裾から上へ向けて、ケーブルを繋いだゲートのようなもの。悪天候の中、盆休みを返上して、何をしているのでしょうか。2人ほどいるのが確認できましたが、作業中なので話しかけるわけにもいかず、さっぱり分からないまま。
ここから、尾根道を下りて行きます。シダが刈られていて、何やら新しさを感じさせる道。取り掛かりで、右側の谷に下りている道のようなものが見えましたが、いま進んでいるこの道が、まっすぐで歩きやすそうだったので、そのまま行くことにしました。ひょっとしたら、作業用に切り開いたのかもと考えつつも。
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