前回ボウッと見過ごしてしまった竹林の存在を確認
三滝山・丸山時計回り縦走
さて、ここから三滝寺までの長い坂道。まぁ、往路なのでさほど苦痛には感じ
ません。沿道にもクルマが停まって、墓参に来た人たちが降りたり乗ったりしています。寺に入ったところで、いつもの可愛らしい地蔵様をチェック。山道めざして上ります。このところの雨のせいか、水の流れに勢いがあります。
噴きだしている水に触れて、山道へ。やはり砂防ダムまでは、谷川沿いの道でした。滑りそうな苔むした岩を踏むところも記憶に新しい。しかし、砂防ダムの手前で合流する道のようなものを見つけました。定かではないのですが、ひょっとしたら、谷川に入る前に分岐する別のルートがあったかも。
いずれにしても、ほんの短い距離。大勢に影響はありません。ダムからは、覚
えの確かな道。交互に谷川を越える三本ほどの木橋を渡りながら、背の高い森を抜ける緩やかな谷道です。やがて、この前見過ごしてしまった竹林に行き当たります。あのときは、脱水状態で、頭がボゥッとしていたのでしょか。
この竹林から急坂。ちょっとした岩場も過ぎて、尾根に乗りあげます。勾配が緩く、歩きやすくなりましたが、雨がポツポツ落ちてきました。下りてくる静かな男性ハイカーとすれ違います。コンパスを忘れたので、方角がハッキリしませんが、送電鉄塔の手前の尾根から見える美しい緑は、三滝山の稜線のようです。
しばらく歩いたところで、少年自然の家ルートとの合流点に到達。ここから三滝
山山頂方面に向けて、やや急坂になります。左右に分岐した道、今回は左側を進んでみます。崩れかけたところもある模木階段。途中の木枝ベンチのある展望所からは、霞んだ小茶臼山を眺めることができます。
さらに歩いて、先ほど分れた道の合流点。そこから、しばらく続く急坂を上りあげます。そして、ゆる坂になったところで、丸山方面への分岐に到着。12時10分でした。この分では、丸山山頂での昼飯は、13時過ぎ頃になるかもと思いながら、鍬投垰へと下りて行きます。急坂といえども、弓場跡~水越垰ルートほどではない。
途中から、雨足が強くなってきましたが、そのまま下りて行きます。ところが、急
坂のため足の進め方が鈍るのを見計らってか、ウシアブがまとわりついてきました。手で叩きますが、いまひとつとどめを刺すには到らず。タオルを振り回して追い払います。しかし、蚊は避けられず、大きなホロセが何ヶ所か。
しかし、アブも蚊も道の状態が変わるにつれて姿を消していきました。送電鉄塔を過ぎると、下草が生い茂った道。溜まっている雨水がズボンを濡らします。それでもまだ、シューズの中に沁みこむほどではないので、暑さの中では、それも冷たくて気持ちいい。鍬投垰の出口まで、そんなヤブが続きます。
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