坂町図書館でも調べきれなかった天地垰の歴史
小屋浦小から天地垰を経て坂小へ
今回は、上の道を通らず、総頭川沿いの道なりに、坂小学校めざして下りていきます。右に明神山、左には頭部、先行頭部、そしてあの突き出たピークは天狗岩でしょうか。やがて、川の上に造られた歩道が続きます。石垣の小さな陰に、寄りそうように座り込んで、休んでいる女性。大丈夫かな。
余計なお節介になるといけないので、「暑いですね」と声をかけて、反応を見ながら通り過ぎます。しかし、川沿いの道は、風が通り抜けてくるので、歩いていると心地よい。まもなく、坂小学校に到着。道に面していたのは裏門でしたが、これでよしとします。12時29分でした。小屋浦小学校から、昼飯休憩を省いて、1時間33分。
確か、その少し前あたりでしたか、「県道坂小屋浦線予定地」のヨコ看板。その裏で何やら作業をしている様子。貼付された航空写真を見ると、今下りてきた総頭川に沿って、黄色い線が示されています。工期など何も書かれていませんが、昼飯を食べたところあたりまで、高規格道路が計画されているようです。
坂町の関連サイトを見ると、JR線路を跨ぐ高架を造って、踏み切りで起こる渋滞を緩和するためとのこと。それにしても、名称が「坂小屋浦線」となっているということは、天地垰を経て小屋浦まで続けることを、念頭に置いているのではないでしょうか。果たして、そこまでの需要が見込まれるのかどうか。ちょっと疑問。
さて、今度は坂小学校裏から、坂駅へと進みます。そして、今日は時間に余裕があるので、駅にある図書館によってみることに。そこで、これまで懸案になっていた、坂・小屋浦間の交通の歴史を調べてみることにします。入口にある受付パソコンでは、検索できなかったので、司書の女性にたずねてみます。
郷土史のコーナーに案内してくれました。『坂町の歴史』という分厚い本やそれらしき書物を調べてみましたが、このテーマについてズバリと書かれたものは見当たりませんでした。さらに、立ち寄ったついでに、書棚の陰で、上衣の着替えでもと、企んでいましたが、これも適切なところなしで、残念。
この図書館は、駅につながっているので便利。切符を買ってホームに下りていると、おりよく、広島行き列車が入ってきました。乗り込むと、幸いなことに座席はまばら。しかも、周りは男性ばかり。それでも、ここで上半身裸になって着替えるのは、どうも。それで、あまり湿っていないポロシャツを、上から着込むことにしました。(了)
追記・・・6月25日にネットから削除した『あおぎりカイロプラクテッィックの施術日誌+α』。到達したアクセス数995,380を、この『アルキニスト一平のひろしま里山探索』に加算することにしました。後者は「広島市近辺の里山歩き」に特化したブログなので、今後もさほどアクセスが増えることはないでしょうが、これまでの到達点として引き継ぐことに。
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