くすの木台ルート展望所から筒瀬422ピークを同定
岳山~大谷山~桜ヶ垰縦走
朝起きてみると、予報どおり快晴。まだ右殿部の痛みが残っていますが、この好天気で、出かけない手はありません。それにしても、ギリギリまで優柔不断。バスセンターで、「こころ西風梅苑」行きのバスを見送ってようやく、「くすの木台」行きに気持ちを集中することができました。バスが来る前に立って並びます。
その甲斐あって、運転手横の席に座ることに。車窓からの風景を眺めながら進みます。この前、人助けした「功労碑前」バス停、よく見ると、個人名の書かれた功労碑という石碑があるのが分かりました。そして、「市立大学前」で大半の乗客が降りてしまい、結局、終点「くすの木台」まで乗っていたのは、自分だけ。
ずっと座っていたので、座席から立ち上がるとき、殿部にやや強い痛み、不自然な歩き方になってしまいます。それでも、バスを降りて歩き出すと何とかなりそう。地図で見当をつけて、登山口へと向かっていくと、まもなく立派な案内看板のある、くすの木台口に到着しました。上りはじめは、広いコンクリート道。
鬱蒼とした森の中を進みます。継ぎ目から下草が生えだしています。緩やかな谷道から、やがて、急坂の模木階段を尾根乗り上げたところで、また少し緩やかになってきました。そこから、ピークの肩へ向けては、かなり急勾配が続くを予想していましたが、次の模木階段を上っていくと、予想外に早くこの前の「展望所」に到着。
そこまで林の中、他に展望できるような場所はありませんでしたから、やはり、ここが分岐から「20~25m下」にあると案内されていた展望所に違いありません。サラッと下界を見渡しながら、今回は、422ピークを同定してみます。ちょうど、荒谷山と権現山の間に見える山、その方角からして、間違いなさそうです。
あと少しになった急坂を追い込み、乗り上げた肩の分岐で、ルート案内板をチェック。ここから姫路垰までは、つい先週歩いたルートと思いつつ、のろし台へと進みます。前回より、少し黄砂気味。それでも、荒谷山、広島南アルプス、そして、これから歩く縦走路にある、はるか向こうの山々を眺めてみます。
さて、ピークに向けて、ここの案内板には、「比較的には平坦な登山道」という表示。最初の下り道はやや急ですが、すぐに終わります。確かに、そのルートの全容をたどると、それほどの高低差はありませんから、「平坦な」という形容も妥当でしょう。岳山山頂(521.5m)に、到着したのは6分後の10時25分。
林の中なので、展望はありませんが、ひと息ついて水分補給。早々に、姫路垰めざして下りていきます。1週間ぶりなので、勝手知ったるルート。このところ、雨が降っていないので道が適当に乾いているためか、急坂でも滑らずに下りることができます。ヤブ化しているところも、覚悟ができているから大丈夫。
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