古市橋駅の南側踏み切りへの道で危うく迷いそうに
広島南アルプスショートコース逆縦走
見渡す景色はぼんやり。白木山方面はほとんど見えません。ひと息ついて、水分補給。そして、下山にかかります。すると、大岩の陰に動く、黒くて長い生き物発見。スワッ! 今日はじめての蛇か。しかし、よく見てみると、巨大なシーボルトミミズでした。ゆっくり上っています。後から写真で見ると、あまり気持ちよくない。
そこからは、難所を避けるつもりでファミリールートを選択します。「ファミリー」というと何となく優しい感じがしますが、急段もあったりして、さほど安楽というわけでもない。しかも、やや道の分かりにくいところもあって、そのためか、結局、見張台に出てしまい、忍者坂を下りることになってしまいます。
展望広場から、岳山を見ようとしますが、この位置からでは荒谷山がどっしりと座っていて、無理でした。それにしても、ここも木が伸びてきているので、残念ながら、いまひとつ眺めがスッキリとしません。さて、ここから、緩やかだけど退屈な、九十九折れ坂を下りていきます。林の中は曇天のため、いっそう薄暗い。
この前のショートコース順縦走のとき上った、夫婦杉への道を下りてみると、少し時間短縮に。そして、荒れた谷道を抜けて、七久谷尾根ルートへ。今回は、コブにある休憩所のベンチのところで、早々に着替えを済ませます。半ズボンスタイルに。谷ルートへ移行する難路がちょっと心配でしたが、ナンクルナイサ~。
目印の切り株を、ちょっと間違えそうになりましたが、大丈夫でした。斜面の急坂を下りていきます。なぜかしら清流とはいえない小川を越えて、谷ルートに合流。そして、しばらく進んだところは、よく見ると数メートルの断崖の上。下を覗き込むのはやめておきます。登山口近辺は、またヤブが茂ってきていました。
ハナミズキ台に出て、いつものルートを歩きます。これまで失敗を積み重ねながらも、何度か歩いているルートですが、久しぶりなので可部線の踏み切り直前で、危うく迷いそうになってしまいます。しかし、何とかクリア。ところが、またここで、やや強めの雨が降ってきました。古市橋駅までもちそうにない。
こんなこともあろうかと、準備してきたカッパを着込みます。しまっていたリュックカバーも、引っ張り出して。列車に乗っていると、下祇園駅から三滝駅あたりで土砂降りに。先行きがちょっと心配になってきます。ところが、梅雨の雨だからでしょうか。西広島駅では、まったく降っていませんでした。道路も白いまま。(了)
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