極楽寺山に何百回も上ったら天国に近づくのかも
広島南アルプスショートコース逆縦走
先週は、雨で仕方なく里山歩きを休みました。そのためか、今回は何となく、気力・体力ともに充実した感じがします。西広島駅では、いつもより電車の後ろのほうへ乗り込みましたが、新井口駅の昇降階段はもっと東側。結局、ほとんど同じくらい歩いて改札口へ。そして、定番ルートを憩の森登山口へと向かいます。
薄日を浴びながら山道を歩いていると、かなり上ったところで、下りてくる男性ハイカー。「(時刻が)早いですね」と声をかけますが、歩く速さを称賛したと勘違いしたのか、「いやいや」の返事。さらに進むと、今度は上っている男性ハイカーに追いつきます。先行させてもらいましたが、すぐに東峰山頂(312m)に到着。
ひと息つきながら、まもなく上ってきた先ほどの男性ハイカーと、今日の天気のことや鈴が峯ハイキングは「良い運動」になるなどと話しかけます。すると、その人「実は、いつもは極楽寺山に上っとるんですよ」のこと。驚くべきことに、670回になるらしい。何と100回目でようやく、初心者としての記念品がもらえるとのこと。
どのくらいの期間をかけてなのか、聞きませんでしたが、続けて上ることもあるようです。以前、テレビで、金剛山(大阪)10000回登山達成という夫婦が紹介されていました。桁は違いますが、数への執着という点では、共通しているかも。それとも、極楽寺山だけに、回数を重ねれば天国に近づくことができるのでしょうか。
これは、トレーニング仲間の弁ですが、冗談はさておいて、この男性ハイカー、さすがにいろんなコースから上っているようです。距離のある平良コース、上りはじめのハッキリしない観音北コースなど、実体験にもとづいて共感。アルカディアコースが歩きやすいらしい。それから、山歩きは5人くらいのグループがいちばん楽しいとの説。
人それぞれ重きをなすところが違うのではと思いながらも否定せず、心に留めておきます。今日はショートコースで、しかも、帰りの交通機関の時刻に拘束されないので、ゆっくりとふれあうことにしました。それにしても、少しばかり長い対話になったので、「良い話を聞かせてもらいました」とお礼を述べて出発することに。
鬼ヶ城山は、新道を歩くつもりなので、山頂はパスすることになるかも。鉄塔下の鞍部で、下りてくる男性ハイカーとすれ違い。道行地蔵を経て、新道分岐へ向かいます。すると、ちょうど、そこから下りてくるヒョロリとした長身の男性ハイカー。長い棒を持っています。さっそく、道の按配をたずねてみます。
すると、「ず~っと展望が開けとって、眺めのエエところがある」と教えてくれました。そして、「山頂へは通じてないでしょ」と言うと、「途中に、八畳岩の手前へ向かう分岐がある」との話。いったい、どんな道ができているのか、まぁ、とりあえず、これから実際に歩いてみるに、越したことはありません。
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