巨大な千年杉を経て のろし台へと岩場をよじのぼる
岳山ハイキング
ちょっと物足りないかなと思いつつ、9時08分センター発の広電バスに乗りこみます。今日は快晴。中広から西風トンネルを抜けると、市立大学前バス停で数人の若者が降車。ようやく、運転手横の先頭席が空いたので、そこに座りなおします。そこから、伴東の「三菱団地」の中をグルッと回り、大原駅を巻いて、くすの木台方面へ。
谷川の横を縫いながら、山中を通る県道38号線。杉並台手前の峠に向かう湯来の道路にも似たようなところが。途中、民家が少ないのか、下大下のバス停までが結構長い。さらに帰路に予定している大下バス停、その様子をよくチェックしておきます。次の次になる、幸の神バス停に到着したのは、9時41分。
二叉路の下側のバス停でした。緩やかなコンクリート階段を上った道路にも、同じ「幸の神」のバス停。道路の向側に、登山地図の案内板がありました。高速道路の側道に乗り上げて、さらに橋を渡って西側の側道に。東側の側道には、若干の高低差が見えるので、こちらの方が歩きやすそう。
橋を渡った先には、何やら登山ルートのような階段が見えますが、ネット地図には書かれていません。それに何より、千年杉を見なければなりませんから、予定どおり次の橋のところにある登山口へと進みます。途中に咲いていた桐の花などを眺めながら、着いた登山口には、立派な案内看板、そして千年杉の詳細な説明文。
ところで、最初に渡った橋が「幸の神橋」、そして、ここが「城下橋」、その次が「境原橋」と、すぐ近くなのにもかかわらず、高速道路を跨ぐ橋が3本、続けてかけられています。それにしても、この登山口、城下橋と直結しているにもかかわらず、案内には「境原口」となっているのは、不思議。
登山口を入っていくと、しばらく林道。小ぢんまりした広場にある案内表示を経て、山道になります。緩やかな道を、しばらく進むと千年杉への分岐。ちょっと急坂を谷へと下り、さらに再び急坂を上ったところで、巨大なスギの幹。丁寧な説明板があります。幹が7本に分かれているということですから、四本杉より大きいかも。
根元を巻くように設置されたアルミ階段を上って、急勾配の坂を行くと、やがて緩やかな尾根道に。そして、岩の突き出ている383ピークを経て、もう少し進んだところあたりから、地図では等高線が詰まっているので、急登を予想。やがて、そのとおりの岩場を上る、三点確保が必要なほどの急勾配に。
ここは、結構キツイ。滑り気味になりながら上りきったところがのろし台。10時32分です。ここからの展望は抜群です。正面にガガラ山から鈴が峯西峰まで、広島やまなみコースの全山が見渡せますが、ワイドすぎて、カメラの枠に収まりきりません。そして、東には荒谷山、西には向山と桜ヶ垰への縦走路の山々。
« 縦走はまた次にすることにして岳山単山ハイキング | トップページ | 岳山山頂にも姫路垰にも予想外に早く着いてしまう »
「アストラムライン北」カテゴリの記事
- 阿武山 別所団地~七軒茶屋 ③(2021.01.29)
- 阿武山 別所団地~七軒茶屋 ②(2021.01.28)
- 阿武山 別所団地~七軒茶屋 ①(2021.01.27)
- 阿武山 梅林小~別所団地 ⑤(2020.06.13)
- 阿武山 梅林小~別所団地 ④(2020.06.12)
« 縦走はまた次にすることにして岳山単山ハイキング | トップページ | 岳山山頂にも姫路垰にも予想外に早く着いてしまう »
コメント