尾根でこちらを振り向いたのは二頭の若いシカ
筒瀬422ピーク~404ピーク探索
難儀な斜面を上って、尾根に乗りあげると、予想していた通り、道のような空間がありました。西を振り返ってみましたが、それが続いているのを確認するだけに留め、ピークめざして先を急ぐことに。そして、すぐに到った鞍部は、半ヤブ状態。かき分けて行くと、その先の尾根にも、道のようなもの。
しかし、案内テープなどはいっさいありません。しばらく、緩い坂が続いた後、やや急勾配になったあたりで、久々にシマヘビを発見。何となく愛嬌のある顔。左右に横たわってジッとしていたので、跨ぐとゆっくりスルスルと左へ抜けて行きました。カメラに収めてやろうと、もう一度見ときに、その姿は林に紛れ込んでいました。
さらに緩急を繰り返しながら坂を進んでいると、前方に誰か2人ほどで、背伸びをしているような気配。おっ、ヒトが居たか。しかし、振り返ったのは二頭の若いシカ。こちらと目が合うと、一目散に谷へ駆け下りてしまいました。そこから先、薄暗いスギ森に入って、上ったところで、山頂北コブに到着。
ここにも、もちろん何の表示もなく、倒木で塞がれています。展望もないので、南コブへ言ってみることに。すぐそばです。やや林がまばらにになっているので、明るい。その林の間から、ほんの少しだけ下界の風景が見えないこともありませんが、何がどうなっているのか、やっぱり判然としません。
12時10分。細い倒木の上に座って昼食にします。気温18.9℃、湿度43%。やや風がありますが、つきまとってくるハエもいないので、快適。ゆっくりと15分間ほど休憩します。さて、今度は、404.1ピークへ向かうことに。北コブへと戻り、尾根伝いの空間をたどっていきます。一度下りてコブに。
さらに、その尾根の延びている方向へと進むと、少し勾配が急になってきました。斜面になってきます。左側に見える404ピークをめざしているつもり。それでも、やや緩い尾根を探して、下りていきます。しかし、このまま進むと谷に下りてしまいそう。どうもおかしい。ずいぶん来てしまいましたが、引き返すことにします。
急坂を上り返していると、かなり戻ったところに、斜面をトラバースする明らかな「道」がありました。若干倒木がありますが、それをたどって行くと、ねらい通りの稜線に道に出てきました。しばらくすると、少しヤブっぽくなってきましたが、それでも、何とか尾根を抜ける空間が続いています。
そこから、若干の急登を進んでいったところで、404.1ピークに到着。三角点の標柱がありました。ここにだけ、青いテープが巻かれた幹が一本。それから先には、何も案内するものはなさそうなので、進路はまったく安心できませんが、ひとまずここでひと息ついて、水分補給をします。
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