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2014年5月16日 (金)

触ってみると冷たくて気持ちいい緑色をした木の幹

白木山連山縦走 上三田~中島

 ウグイスの大きな鳴き声が聞こえてくるので、その声のする方を振りImgp2809_edited向いてみたところ、枯れ木テッペンに留まっているのが見えました。カメラを向けても、逃げません。しかし、映った姿は小さい。さすがに、さえずっていたのは、いくら近いように感じても、ウグイスの安全圏内だったようです。

 さて、「コバエ」がうるさいので、出発することにします。しばらく、緩い勾配の下り道が続きます。確かに、歩きやすいのですが、はじめは足が痛い。それに、その分、今度は冷え切っていた身体がなかなか温まりません。いつものように、「基本的に下りルートじゃが、上り坂もあるぞ」と、自分に言い聞かせて進みます。

 椿谷ルートや福永ルートの下り口をチェックしながら、尾根道を通ります。やがImgp2811_editedて、林道への出口に到着。ここから、緩い上り勾配はあるものの、しばらく歩きやすくなります。林道交差点では、796ピークに上りあげる気力が湧いてこないので、鬼ヶ城山ルート下山の選択肢を、ここで完全に断ちきることにします。

 折れカーブミラーから山道を下りるとき、ふと摑んだ緑色の幹。何と冷たくて、気持ち良いことか。数本触れてみたけど、すべて冷たい。頬をくっつけてみます。ひょっとして「あおぎり」の木だろうか、と思いましたが、街に帰って比べていると、葉の形が少し違います。何じゃろ、この心地よい樹は。

 林道西端の展望地。今回は、これから向かう鉄塔コブや反射板のある675.4ピークImgp2816_editedを眺めてみます。ずいぶん向こうの方。さりとて、歩く以外にはありません。山道への合流点の手前。少しずつ、雨裂が進んでいるように見えます。いずれそのうち、崩落するかもしれませんが、まだしばらく大丈夫でしょうか。

 そこから乗り上げる山道。残雪が落ちてきた苦い経験から、かなりのヤブ戻りを覚悟していましたが、ボランティアの方が刈り取ったのか、すっかり歩きやすくなっていました。途中、反射板からの下り急勾配とラストの九十九折れ落ち葉坂に備えて再び、適当な長さの木杖を2本を確保しておきます。

 鉄塔コブに乗り上げて、東方面をふり返ると、白木山山頂がずいぶん遠くに小さくImgp2824_edited見えます。「あそこから歩いてきたんか」という思い。しかし、よく考えてみると、実際には、それより「ずっと向こうから、歩いてきたんじゃった」。さて、675.4ピークに向かいながら、前回どこで間違えたのか考えてみます。

 おそらく、根谷川ルートから上ったときに、近くまで接近するが、コンタクトすることのない、連続送電鉄塔の最後(下るときには最初)の鉄塔へ、そして文教女高ルートへと下りてしまったのではなかろうかと、推測。地図の上ではあらまし確認していましたが、今日は実際に歩いて、その場所を検証をしてみることにしました。

つづき:前回はルート間違いがわが身を救ったかもしれない

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