好気候にもかかわらず里山歩きを苦痛に感じるとき
筒瀬422ピーク~404ピーク探索
それにしても下り立ったのは、予定していた宮野ではなくて、少し東側だったようです。そこから、自転車を留めている陰平まで歩いて戻ります。気持ちよく晴れて、太田川に沿ったのんびりした風景ですが、やはりここも、途中から道幅が狭くなり、ときおり通り過ぎていく大型車をやり過ごします。
対岸に今井田の集落を眺めながら、大きく蛇行した川に沿って歩きます。吊橋を左に見て、神田へ戻ります。さらに沖田を経て、あまり香りがしなくなっている醤油工場の前を過ぎて、陰平に置いていた自転車まで戻って来ました。ここで、ひと息ついて水分補給、そして、帰途につきます。
再び通る押上山採石場の交差点からしばらく続く細い道。ダンプをやり過ごして、さらに産廃処分場のような施設までの、覚悟していたキツイ坂を乗りきります。とは言っても、己斐の「地獄坂」と比べるとかなり楽、雲泥の差。根谷川ルートを眺めると、今度はハッキリと送電鉄塔を一つひとつ、確認することができました。
同じ道をピストンするためか、なぜか帰りは、来たときよりも長くながく感じます。だんだん右尻が痛くなってきました。昼間でもノースリーブでは少し寒い。途中で、変速自転車に追い越されたりして、こちらはシティサイクルの身と卑下しつつも、まさか観音まで行くヤツはおらんじゃろうと、密かに胸を張ります。
月見草が咲いていたので、高瀬大橋をバックにカメラに収めます。ところが、後からフォトデータをチェックしてみると傾いているような感じ。しかし、よく見ると月見草はまっすぐ、そして右端を走る道路は水平になっています。川と山が斜めになっているように見えるのは、地球が丸い証拠かもしれません。
それにしても、このところ続いた悲惨な里山歩き。毎週では苦痛になってきました。無駄に消耗する体力と時間。すでに趣味や健康のためにではなく、これを仕事として位置づけていますが、だからといって、一銭の儲けにもなりません。いま直ちに止めたとしても、おそらく、他に誰ひとり困らないのが悲しいところ。(了)
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