少し心を硬くして 展望岩の通路をすり抜ける
広島やまなみ(南アルプス)ロングコース順縦走
しかも、いつもの「指定」岩にいる最後尾の男性が携帯で通話中。何となく、あいさつの嘴を挟む雰囲気ではありません。そのため黙したまま、左側の平らな岩場に座って昼食をとることに。気温17.8℃、湿度69%、風がないので快適。但し、ここの到着時刻は、7分遅れの12時40分。休憩を、気持ちばかり短めにします。
どこから上って来たのか分かりませんが、己斐垰へ下りてボンバスに乗ろうとか、パーティの話が聞くとはなしに、耳に入ってきます。ひょっとしたら、火山でリーダーの声らしきものが聞こえたのは、このパーティでしょうか。それにしては、歩くのが速すぎるような気もします。いずれにしても、それは根拠のない憶測。
オムスビを食べていると、ついに雨がパラついてきました。休憩を11分間で切り上げたので、基準時からの遅れは+4分に回復。立ち上がると、すぐそばに座っていた女性ハイカーから軽く会釈があったので、それに応えます。しかし、そのほかのメンバーは依然として、頑なに前方に顔を向けたまま。
短い時間ですが、まったくふれあっていないので、今更という感じでしょうか。彼らの真中が通路なっているので、こちらも少し心を硬くして通り抜けることにします。しかし、その余韻をほとんどひきずることなく、己斐垰までのパノラマルートの急坂。滑らないように気をつけながらも、心もち素早く下りていきます。
己斐垰を通り抜けて、今度は柚木城山上り口の急勾配。上っていると、ちょっとだけ強くなっていた雨が、治まってきました。このところいつも、干上がっていたヌタ場には、久々に水。イノシシが喜んでいるもしれません。ダブル鉄塔から、展望岩から眺めることのできなかった、造成地の進行状況をチラッとチェックします。
「おそらく、あの真中のだだっ広いサラ地にイオンができるのじゃろうて」、「免許センターの手前あたりに工事車輌が動いているのは、以前話に聞いていた道路づくりか」などと考えながら、柚木城山山頂(328m)に着いたのは、13時38分。急いだつもりですが、何と+7分の遅れに戻っていまいました。
「KS」鉄塔や「KM」鉄塔を過ぎて、霊泉寺ルート分岐をチェック。315ピークには、13時57分の到着。遅れが、さらに+8分に拡大しています。雨がまた少し強くなってきたので、ここで、必要最小限の対策としてリュックカバーを引っ張り出します。そして、このあたりから本気で、速歩きに切りかえることに。
歩きにくい捻れ階段を下りて、鬼ヶ城山への竹林ルートに入ります。ヤブ蚊にかまれないためには、急坂もある程度のスピード維持が必要。遊歩道になると、少し歩きやすくなってきます。そして、鬼ヶ城山新道には、ついに案内板が設置されていました。しかし、山頂へは従前どおりの道を行かねばならないようです。
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