白木山山頂広場でモブレついてきたのはブトかも
白木山連山縦走 上三田~中島
グッ~と引き返してみたところ、尾根の左側に、テープの続くルートを発見。そこを上ります。急勾配にさしかかってきたので、確保していた木杖を使うことに。あまり、上る頼りにはなりませんが、滑りはある程度抑えることができます。しかし、難儀な急登が延々と続き、もはやこの段階で、足の痛みは局限に。
右足首後側の痛みは、ほとんどないものの、左小趾先の痛みを強く感じます。このところ、爪下の内出血が癒えないままで、歩いているからでしょうか。それにしても、いつもより、疲れが早いような感じ。それでも歩くしかない。何とか上りきって、正面道に乗り上げたところで、木杖を放り投げます。
そこからもうひと息あります。かなり、しんどいのですが、段になっているので、まだ歩きやすい。下りてくる男性ハイカーと、あいさつを交わして、山頂(889.3m)にたどり着いたのは、13時34分。だいたい予定どおりの時刻。2組3人の男性ハイカーがいましたが、話し込んでいるので、特にあいさつもせず。
一方の男性ハイカーズは、中深川から上ってきて、正面道を下りるらしい。中深川からの道は緩やかで歩きやすいとのこと。これは一度挑戦してみたい。もう一方の男性は、この山によく上っているようで、他のハイカーやランナーの動向に詳しそう。彼らのそんな話が、聞くとはなしに、耳に入ってきます。
空は曇っていますが、幸いなことに霧はなく、周囲の景色はよく見えます。気温16.0℃、湿度64%、風は穏やか。ここで予定どおり、少し遅い昼食をとることにしますが、少し脱水気味なのでしょうか、食欲はいまひとつです。最後のオムスビは、とにかく、口の中に押し込むといった状況でした。
そして、ジッと座っていると、「コバエ」が帽子と額にモブレ着いてきます。不思議なことにオムスビには関心がないようです。汗の臭いに惹かれてくるのでしょうか。いちばん最初に、この白木山に上ったときにまとわり着いてきたハエとも、先日、大茶臼山でうるさかった黒丸のハエとも違うようです。
長くとまったままにしていると、チクッとした痛みがあるので、ときどき、追い払いました。ところが、帰宅後、額をチェックしてみると、赤い点々ができています。噛まれでもしたのでしょうか。その後数日間ときどき、額に痒みを感じる事態に。ただのコバエではなく、ブトだったのかもしれません。
確かに、その「コバエ」は鬱陶しかったのですが、それでもかなり、ゆっくりめの休憩をとりました。東側の風景、これまで見えているのは、南原ダムとばかり思い込んでいました。ところが、堂床山を同定しようと、地形図を引っ張り出してみたところ、その角度からして、実は明神ダムだったことが判明。
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