最後は速足で歩いて何とかバスに間に合わせる
広島やまなみ(南アルプス)ロングコース順縦走
新道はまた次の機会に歩くことにして、いつものように、パノラマルートではなく近道の急坂をよじ上ります。先ほどからの雨に濡れていますが、まだ滑るほどではありません。これが、まさしく「雨裂」じゃろと思いながら。鬼ヶ城山山頂(282.4m)には、14時43分到着。遅れは+7分になりましたが、回復したとはいえない。
八畳岩を過ぎたあたりに、新道へ下りる道。しかし、今回はそのまま旧道を進みます。途中にある抉れ道が少し広く、歩きやすくなっているような感じ。気のせいでしょうか。しかし、「椿谷?」近くにあるもっとも激しい抉れ道は、そのままでした。しかし、最近は、あまり難儀に思わなくなっています。
道行地蔵に下りて、東峰へ。緩めの尾根道をやり過ごして、最後の急登をよじります。結構しんどい。そして、山頂(312m)広場手前にあるダメ押しの急坂を上りきったのが、15時15分。遅れは+8分に。この前は、美鈴が丘高校陸上部のトレーニングに刺激されて少しピッチを上げることができましたが、今日はこの雨、誰ひとりいません。
それでも西峰まで、単独でも若干の速歩で進みます。西峰山頂(320.6m)に着いたのは、15時28分。遅れは+6分と、やや短縮。バスの発車時刻に間に合うかどうか、微妙な時刻。いよいよ、ここから走らなければ、とは思いますが、いまひとつ、その気力が湧いてきません。「場合によっては、一便遅らせても」という気持ちと。
「じゃが、雨の中1時間近くバス停で待つのもかなわんな」という思い。とにかく、残った気力と体力で、できうるかぎりを尽くすことに。踵で着地点を確保しながら、速足で下りていきます。やがて、前方に高く突き出して見える206ピークをチェック。この前と同じように、歩いてみると、あっという間に到着です。
ピークの岩場を乗り越えると、再び下り道。鉄塔へのユル坂を歩いて、墓地ルート分岐をチェック。もうひとつの鉄塔を過ぎて、やがて、ラストの九十九折れ坂にさしかかります。思っていたよりちょっぴり長い道程。とにかく足早に歩きます。そして、八幡東口に到着したのは、15時57分。基準時比-1分。
確かバスは16時04分発。何とか間に合いそう。しかし、4月から、JRのダイヤ改正に合わせて、発車時刻を変更しているかもしれない。残念ながら、事前にそこまで調べていませんでした。そのため、下山口で着替えはせずに、とにかくバス停へ。16時00分。そして時刻表をチェックしてみます。
すると、バス発車時刻は16時04分。変更されていませんでした。ひと安心して、水分補給。乾いたシャツだけ、上に着て、温湿計の記録などしながら、バスを待ちます。雨は降っていますが、パラパラ程度。しばらくは大丈夫。「きょうの縦走も辛かった~。あとは完歩祝いの一杯をあおるだけ~♪」といった気持ち。(了)
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